PET検査の結果、がんから卒業し、がん患者から元がん患者になりました

先ほど虎の門病院に行ってきました。GY先生の診察で、先週受けたPET-CT検査の結果を聞いてきました。
PET-CT検査の結果


結果は、問題なしでした!
画像診断センターの検査報告書にはこうあります。

仙骨部を含め、悪性リンパ腫の再燃を疑うような異常集積像を認めません。

仙骨部というのは、僕のリンパ腫の腫瘍(原発巣)があった部分です。背骨の一番下のお尻の骨です。その仙骨部を含めて、全身どこにも再発(再燃)はありません、ということです。
僕の病気、B細胞性リンパ芽球性リンパ腫/急性リンパ性白血病は、3年以内での再発が多く、3年無事に経過すれば、つまり再発なく寛解を維持できれば、その後の再発の可能性は非常に低い、つまり治ったとみなせると言われていました。
脳腫瘍を含め一般のがんでは「5年が区切り」と言われますが、それがこの病気では「3年」となります。
僕の場合は、来月下旬で寛解から丸三年となります。その節目まで、維持療法を続け、それからPET検査を受けようと思っていました。でも先日の診察で、維持療法は終了することにしました。
こうして治療を全て終えたことを受け、先週、全身のPET-CT検査を受けました。その結果、今日、再発なしとの診断となりました。
「寛解から丸三年」まではあとひと月ちょっとありますが、GY先生いわく、「その三年をいつからカウントするかも、明確に決まっているわけではありませんからね」とのこと。
確かに、寛解が確認されたのは、2013年11月のPET検査でしたが、その検査で寛解が確認されたということは、それ以前のいずれかの段階ですでに寛解になっていたはずです。
ですから、想定していたよりも一足早いですが、今日の検査結果をもって、「白血病・悪性リンパ腫は治った」と区切りをつけることにします。
これで、今年の7月に手術から丸五年が経過したグリオーマ(脳腫瘍)を含めて、がんからは完全に卒業です。「がん患者」から「元がん患者」になりました。
これまでお世話になったみなさま、ご心配いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
まだ何となく実感が湧きませんが、とにかく、がんから卒業です。

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