海外製ソフトウェアをベースとした事業開発を専門とする株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高山知朗、以下オーシャンブリッジ)は、重いパワーポイントファイルをPPT形式のまま最大95%も圧縮・軽量化するソフトウェア「NXPowerLite」(NXパワーライト、開発元:英国Neuxpower Solutions社)のサーバエディションを本日発売しました。
■「NXPowerLite」について
NXPowerLiteは、Microsoft PowerPoint(パワーポイント)で作成したPPT形式のファイルの容量を、最大95%、つまり20分の1に圧縮・軽量化します。これまで圧縮ソフトを使ってZIPやLZH等に圧縮してもなかなか容量が軽くならなかったPPTファイルを、劇的に軽量化できます。しかも軽量化した後のファイルもPPT形式のままですので、これまで通りPowerPointでそのまま開いて自由に編集することができます。
■「NXPowerLite サーバエディション」について
今回発売したサーバエディションは、標準的なインターフェース仕様により、文書管理システム等の他のソリューションにも柔軟に組み込むことが可能です。例えば、社内で利用している文書管理システムにユーザがパワーポイントファイルを登録する際、サーバ側で自動的に圧縮・軽量化してからデータベースに登録する、といった組み込みが実現できます。このように、すでに導入している情報システムを前提としながら、かつ、利用者にはNXPowerLiteを意識させることなく、サーバのディスクを占有するファイル容量を節約し、バックアップ処理時間を短縮し、社内ネットワークの負荷を抑制することができます。
なお、サーバエディションは、WindowsのDLL形式で提供され、Windows Scripting HostやC++など、COM準拠の様々な開発環境から手軽に利用することが可能です。
■今後の事業展開について
今後、オーシャンブリッジは、NXPowerLiteサーバエディションを、エンドユーザ企業はもちろん、様々なITソリューションベンダに組み込み用コンポーネントとして提供していく予定です。各社の提供する文書管理システムやコンテンツマネジメントシステム等のソリューションに組み込むことで、より多くの企業にNXPowerLiteのメリットを提供していきます。こうした組み込みを検討するITソリューションベンダ向けに、評価版も用意しています。評価版はWebサイト( http://www.nxpowerlite.jp/ )から申し込むことができます。
組み込みソリューションの第一弾として、オーシャンブリッジが提供する文書共有システム「Net-It Central」用の組み込みオプション製品「NXPowerLite for Net-It Central」を、9月下旬にリリースする予定です。500社以上のNet-It Central導入企業に向けて、NXPowerLiteの価値を提供していきます。
NXPowerLiteは、2006年3月の発売以降、順調に販売本数を伸ばしており、すでに大手製造業など1000社以上への販売実績があります。サーバエディションについては、2007年3月末までに、ITソリューションベンダ10社との協業を実現し、組み込みソリューションを提供していくことを目指しています。
「NXPowerLite」について
NXPowerLiteは、重いMicrosoft OfficeファイルやJPEGファイル、PDFファイル、ZIPファイルを、ファイル形式はそのままに、最大50分の1に軽量化するソリューションです。NXPowerLiteファイルサーバーエディションは、ファイルサーバー上のMicrosoft Officeファイル(Word、Excel、PowerPoint)、デジカメ写真(JPEG)、PDFファイル、またこれらのファイルを含むZIPファイルを一括で軽量化することにより、ファイルサーバー容量を削除するソリューションです。ストレージコストを削減できるだけでなく、バックアップ、ウィルススキャン、リストア時間の短縮、ネットワーク負荷の軽減、クラウド利用時のコスト削減などを実現します。また、ファイルサーバーのリプレイスおよび統合の時間を大幅に削減できます。