株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高山知朗)とリコーソフトウエア株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高田外志男)は、Net-It CentralとLotus Notesの連携に関する技術面・販売面での提携に合意しました。その第一弾として、Lotus NotesのデータベースをHTML変換してWeb公開し、Webブラウザからアクセスし活用できるようにするソリューション「Net-It HTML変換ツール for Lotus Notes」の販売を開始いたします。
この「Net-It HTML変換ツール for Lotus Notes」は、蓄積したNotes資産の更なる有効活用を実現するソリューションです。これまで、Notesデータベースを利用するには、専用のNotesクライアントを購入してユーザのPCに一台ずつインストールしたり、またLotus Domino対応したりといったことが必要でした。
「Net-It HTML変換ツール for Lotus Notes」は、Notes文書をHTMLに変換してイントラネットのWebサーバに公開し、一般的なWebブラウザからアクセスできるようにするソリューションです。Notesクライアントを持たないユーザでも、またLotus Domino対応を導入しなくても、これまでに蓄積したNotes資産を広く有効活用することができます。もちろんWebサーバにセキュリティをかければ不正なアクセスを防ぐこともできます。
Notes文書内のテキストや文字装飾はHTMLに、画像はGIFに変換されます。そしてNotes文書に添付されているWordやExcel、PDFなどの添付ファイルは、Web文書公開ソフトウェア「Net-It Central」を経由して、Webブラウザ上でページ単位に高速表示が可能な、独自のCDLデータに変換されます。そのため、Notes文書はもとより、添付ファイルまで、Webブラウザからストレスが少なく表示できるようになります。また検索エンジンと組み合わせることで、Notes文書内・添付ファイル内の全文検索も可能です。
本ツールはリコーソフトウエア株式会社が開発し、株式会社オーシャンブリッジが販売していきます。リコーソフトウエア株式会社の持つNotes関連ソリューションの豊富な提供実績と、株式会社オーシャンブリッジの持つ文書管理・ナレッジマネジメント市場での幅広い顧客・パートナー基盤を活かして、このソリューションをNotes導入企業に提供していきます。
なお、発売記念キャンペーンとして、2006年9月末まで特別価格で販売します。また、二社共催で「Notes資産をWebで徹底活用セミナー」(仮称)を開催し、本ツールのデモを実施する予定です。
■ Net-It HTML変換ツール for LotusNotesの概要
■ 動作環境
Net-It Centralサーバ
OS:Windows2000 ServicePack4/2003 ServicePack1/XP ServicePack1a以降
メモリ:256MB以上 (1GB以上推奨)
ハードディスク容量: 175MB
他:.NET Framework 1.1(Net-It Central Notes連携置換プログラム起動に必要)
HTML変換サーバ
OS: Windows 2000/XP
Notes: Lotus Notes/Domino 6.0、6.5
Webサーバ
OS: Windows2000/2003, UNIX, Linux等
クライアント
OS: Windows2000/XP、Internet Explorer 5.5以降
変換対象としてサポートするNotesのバージョン:
Lotus Notes/Domino R4.6x、R5.0
※詳しくはお問い合わせください。
■「Net-It HTML変換ツール for Lotus Notes」の価格
・Net-It HTML変換ツール for Lotus Notes 本体: 300万円 (1サーバライセンス)
※キャンペーン中(下記参照)
・Net-It HTML変換ツール for Lotus Notes 年間保守サポート:30万円
※上記以外に、Net-It Centralの下記いずれかのエディションが必要となります。
・Net-It Central アンリミテッドエディション 本体: 360万円
・Net-It Central コーポレートエディション 本体: 240万円
※なお2006年9月末日までは、発売記念キャンペーンとして、「Net-It HTML変換ツール for Lotus Notes 本体」を定価300万円のところ200万円にて販売します。(金額はいずれも税別)
「Net-It Central」について
Net-It Centralは、国内導入実績570社750サーバ以上を誇るセキュアで高速なファイルビューアを搭載した文書共有システムです。さまざまな文書(Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Adobe PDF等)やCAD図面(AutoCAD等)、画像(TIFF等)のファイルをファイルサーバにドラッグ&ドロップするだけで、簡単に社内イントラネットのWebサイトに公開できるシステムです。既存のファイルサーバの内容をそのまま反映してWebサイトを構築するため、システム導入作業に大きな手間をかける必要がなく、低コストでの導入が可能です。
Webサイト上の文書は、ブラウザでの表示に特化した独自形式(CDLデータ)になっており、文書フォーマットに対応したアプリケーションがなくても、Webブラウザだけでさまざまな文書が高速に表示されます。専用の高速ファイルビューア「Brava」により、ブラウザ上で高速にファイルを閲覧することが可能です。また、CDLデータに変換された文書は、検索エンジンと組み合わせることにより、検索キーワードにヒットした箇所をページ単位で取り出し可能になる他、「閲覧はできるが、印刷・持ち出しは禁止」というような柔軟なアクセス制限を実現します。
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