株式会社オーシャンブリッジ(以下:オーシャンブリッジ、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高山知朗)と、伊藤忠テクノサイエンス株式会社(略称:CTC、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:後藤攻)は、オーシャンブリッジのオフィスドキュメントWeb公開ツール「Net-It Central(ネットイット・セントラル)」の販売代理店契約を締結することを合意しました。
コンピュータシステムや社内LANを始めとするビジネス環境の変化に伴い、増えつづける大量のデータや文書に、多くの企業がその貴重な資産の有効活用の重要性に目覚めています。また、ユーザはサーバに蓄積された社内データを誰でも手軽で的確に、そして簡単に扱えるアプリケーションを必要としています。CTCではこのような背景のもと、どのような企業でも導入しやすく、取り扱いが簡便な文書公開ツールを模索していました。「Net-It Central」は、その潜在的ニーズにまさに合致し、TCO削減をも実現する製品です。
CTCでは今回のオーシャンブリッジとの合意に伴い、米Documentum(ドキュメンタム)社の文書管理システム「Documentum 4i」と「Net-It Central」を連携させることによって企業内の膨大なドキュメント情報の管理から公開までを容易に実現するナレッジ管理ソリューションを、製薬業をはじめ金融業、製造業など様々な業種の企業に提供してゆく方針です。 オーシャンブリッジは過去300社以上に「Net-It Central」を導入していますが、今回のCTCとの販売提携により、よりレベルの高いトータルソリューションの提案の実現を目指します。価格は、36万円(スターターエディション)からで、CTCでは、2002年度(2003年3月末)内に5000万円、そして2003年度は2億円の「Net-It Central」販売を目標としております。
米Documentum社「Documentum 4i」は、文書管理システムのデファクトスタンダードとして製薬業をはじめ金融業や製造業など世界の大手企業で広く使用されています。CTCでは、Documentum社製品を核とするシステム構築において日本国内で70社以上の実績を有しています。
「Net-It Central」(開発元:米Informative Graphics Corp.)は、Microsoft Word/Excel/PowerPointを始めとするあらゆる形式の文書ファイルを、Webブラウザだけで表示できる独自形式に変換してWebサイトに公開できる、オフィスドキュメントWeb公開ツールです。様々なアプリケーションで作成される文書ファイルを、いつも使っているファイルサーバの共有フォルダに保存するだけで、自動的にWebブラウザ上で表示できる独自のjDoc(TM)形式(Javaアプレット)に変換して、イントラネットやエクストラネットのWebサイトに公開します。HTMLやFTP等の特殊な技術を必要とせずにイントラネットWebサイトに情報を公開することが可能になります。また、数十ページにわたる提案書などの容量の大きなファイルでも、1ページずつ分割された非常に軽いjDocデータに変換しますので、ネットワーク環境に関わらず、Webブラウザから非常に軽く高速に文書を閲覧することが可能です。
■伊藤忠テクノサイエンス株式会社の概要
伊藤忠テクノサイエンスはIPネットワークシステムの構築をはじめ様々なエンタープライズソリューションで豊富な実績を持つトータルソリューション・プロバイダです。1972年の創業から培ってきた技術、ノウハウ、そしてユーザの高い評価をベースに、コンサルティングから、開発、運用管理、保守、教育、アウトソーシングまで、あらゆる業種や業務に対応したトータルソリューションを提供しています。米国をはじめとする世界9カ国、約200社のIT先進企業との深いパートナーシップをもとに、最適なソリューションを実現。IT業界を世界的にリードする各種プロダクトにおける日本での販売に圧倒的なシェアを誇っています。
「Net-It Central」について
Net-It Centralは、国内導入実績570社750サーバ以上を誇るセキュアで高速なファイルビューアを搭載した文書共有システムです。さまざまな文書(Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Adobe PDF等)やCAD図面(AutoCAD等)、画像(TIFF等)のファイルをファイルサーバにドラッグ&ドロップするだけで、簡単に社内イントラネットのWebサイトに公開できるシステムです。既存のファイルサーバの内容をそのまま反映してWebサイトを構築するため、システム導入作業に大きな手間をかける必要がなく、低コストでの導入が可能です。
Webサイト上の文書は、ブラウザでの表示に特化した独自形式(CDLデータ)になっており、文書フォーマットに対応したアプリケーションがなくても、Webブラウザだけでさまざまな文書が高速に表示されます。専用の高速ファイルビューア「Brava」により、ブラウザ上で高速にファイルを閲覧することが可能です。また、CDLデータに変換された文書は、検索エンジンと組み合わせることにより、検索キーワードにヒットした箇所をページ単位で取り出し可能になる他、「閲覧はできるが、印刷・持ち出しは禁止」というような柔軟なアクセス制限を実現します。
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