株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:持木隆介、以下オーシャンブリッジ)は、CAD図面、PDF、TIFFといった様々な形式のファイルを高速・高精度に表示するファイルビューア「Brava Desktop(ブラバ デスクトップ)」の最新バージョン「Brava Desktop 7.2」を本日リリースし、販売を開始しました。
■最新バージョン「Brava Desktop 7.2」に搭載された主な新機能/強化点
○ファイル比較機能の大幅改善
Brava Desktopは、2つのCAD図面、PDFやTIFFなどの画像ファイル、テキストや表などの各種文書ファイルを並べたり重ねたりすることで差分を検出し、色分けで表示する「比較機能」を有しています。
今回の最新版では、比較機能の設定ダイアログ起動用のアイコンが追加され、比較した際の表示色をユーザーが自由に変更できるようになりました。変更がない箇所はグレーアウト表示になり、一目で変更箇所を見つけやすくなっています。
比較した際の表示色を変更した例
また、テキストファイル比較では、行や段落単位での変更箇所の表示が分かりやすくなりました。削除された行は折りたたみ表示し、元の位置が分かるようにマークが表示されます。追加箇所も同様に変更前・変更後が分かるように表示されます。表示色の変更も可能です。
テキスト比較時の参考画面(追加=緑、削除=赤、変更=黄 など異なる色で表示)
差分を検出し、テキストの違いや変更箇所の行位置をグレーで比較
○E-Signature(署名マーク)
文書中の署名枠などの指定した箇所に、あらかじめ設定しておいた電子サインを追加できます。定型フォーマットに自署を手書きで追加する場合、一度紙に印刷してサインし、スキャンして再PDF化するなどの手間がかかりますが、本機能を利用した署名済みのファイルはPDFに出力できるため、紙への印刷やスキャンなどの作業を省くことができます。電子印鑑などはスタンプとして登録しておけば、必要な時にビューア画面上で貼付できる便利な機能です。
*本機能は一般的な電子署名(文書の作成者を示す、文書が改ざんされていないことを示す、等)とは異なります
E-Signature(署名マーク)参考画面書類の署名欄にあらかじめ設定しておいた電子サインを埋め込む。電子印鑑などはスタンプとして登録しておけば、電子サインと共に画面に貼り付けることが可能。
○チェックビュー
定型フォームの申請書やマニュアルなど、大量の文書をレビューする際、フォーマットが同一のドキュメント内の特定の同じ場所(項目など)に、作業の完了を確認するチェックポイントを設定でき、表示時にハイライト表示されます。レビュー時にコメント等の書き込みもでき、より効率的なレビューが可能になります。ワークフローなどと連携すれば、稟議の進捗が確認でき、必ずチェックする必要ある項目の見落としがなくなります。
チェックビュー参考画面
この画面では、定型フォーマットなどの特定の項目枠(画面右下)を必ずチェックする必要がある、というのを指し示しており、レビュー時にコメント書き込むことができる
その他の主な新機能・強化点は以下の通りです。詳しくは弊社Webサイトにてご確認ください。
「Brava Desktop」について
Brava Desktopは、CAD図面、TIFF、画像、PDF、Officeなどの様々な形式のファイルを、専用のアプリケーションなしに表示・印刷・マークアップ・マスキングできる高速・多機能ビューアソフトです。表示したファイルを別形式に変換したり、2つのファイルを重ねて比較表示したりといった機能を備えています。また、表示した図面の長さや面積を画面上で計測したり、複数レイヤーの表示を切り替えたりなど、図面を扱った作業に広く利用されています。