株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:持木隆介、以下オーシャンブリッジ)は、同社のファイル軽量化ソリューション「NXPowerLite(エヌ・エックス・パワーライト)」が、株式会社かんでんエンジニアリング(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:畑中利勝、以下かんでんエンジニアリング)の30台の新規ファイルサーバーに採用され、サーバー運用コスト削減と事業継続計画(BCP)対策が強化されたことを発表しました。
かんでんエンジニアリングでは、過去の工事や保全業務の写真、図面、地図といった画像データが重要な資産であり、長期間の保存が必要なため削除できず、共有ファイルサーバーにデータが蓄積し続けていました。また、BCP対策の一環として阪神大震災の時のような本社機能が停止するような災害に備え、ファイルサーバーは各拠点に設置しています。そのため、ファイルサーバー総数は約100台にものぼって運用しており、週1回のディスク入替作業や故障不具合対応などの保守コストやリスクを課題として抱えていました。
そこでファイルサーバーのリプレースの検討時期に、「100台のファイルサーバー」と「30台のファイルサーバー×NXPowerLiteの組み合わせ」をコストとBCPの観点で比較した結果、各サーバーにNXPowerLiteを導入することで運用コストは削減され、BCP対策も強化されることがわかりました。NXPowerLite導入後は、データ容量が抑えられ、より小さな容量のストレージで運用できているほか、ファイルを軽量化後の遠隔地バックアップの際の回線負荷が軽減されているため、時間が短縮できている状況です。万が一サーバーに障害が発生した際のデータ復旧(リストア)の時間短縮もできるため、全体で見た負荷軽減効果も見込んでいます。
また、かんでんエンジニアリングでは、一部の部署でNXPowerLiteデスクトップエディションも導入し、メールに添付するファイルの軽量化に利用しています。
【株式会社かんでんエンジニアリング NXPowerLite導入事例】
URL : http://www.nxpowerlite.jp/casestudy/kanden-eng/ (NXPowerLiteサイト)
【株式会社かんでんエンジニアリングについて】
2004年10月、関西電力グループ会社の再編により発足。前身会社も含めて70年以上にわたり培ってきた技術を駆使して、電気・空調・情報通信・計装など、各種設備の設計・施工から、サポート・メンテナンスまで、幅広い事業領域で顧客のニーズに応えている。資本金7億8,600万円。売上高979億円(2013年度)。従業員数2,212人(2015年4月1日現在)。
「NXPowerLite」について
NXPowerLiteは、重いMicrosoft OfficeファイルやJPEGファイル、PDFファイルを、ファイル形式はそのままに、最大50分の1に軽量化するソリューションです。NXPowerLiteファイルサーバーエディションは、ファイルサーバー上のMicrosoft Officeファイル(Word、Excel、PowerPoint)、デジカメ写真(JPEG)、PDFファイル、またこれらのファイルを含むZIPファイルを一括で軽量化することにより、ファイルサーバー容量を削除するソリューションです。ストレージコストを削減できるだけでなく、バックアップ、ウィルススキャン、リストア時間の短縮、ネットワーク負荷の軽減、クラウド利用時のコスト削減などを実現します。また、ファイルサーバーのリプレースおよびデータ移行の時間を大幅に削減することもできます。