株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:持木隆介、以下オーシャンブリッジ)は、同社のファイル軽量化ソリューション「NXPowerLite(エヌエックス・パワーライト)」が、パナソニックESネットワークス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:村瀬耕太郎、以下パナソニックESネットワークス)のファイルサーバーリプレース時に採用され、全体コストの大幅な削減と効率的なストレージ運用が実現されたことを発表しました。
パナソニックESネットワークスは、ネットワーク機器の販売やネットワークシステムの設計・構築・保守などの事業を展開しており、工事写真や設計に関するデータや提案書などをファイルサーバーで保管しています。しかし、数MBのデジカメ写真を貼り付けて作成した提案書や手順書は、ファイルそのものが非常に重くなり、さらにファイル更新時は、新規保存分と過去ファイルを全て保管する運用だったため、手間をかけて社内でファイル整理を実施してもデータ量は加速度的に増加している状況でした。
そのような状況の中、サーバーリプレースの際に、パナソニックグループ全体内のコスト削減運動や、社内に情報システム部門が設置されていないといった背景を考慮したリプレースを実施する必要がありました。
5年後の次期リプレース時までに必要となるストレージ容量は、28TBという試算結果でしたが、NXPowerLiteでファイル軽量化をシミュレーションした結果、15TBに抑えられることがわかりました。全体コストは「28TBのファイルサーバー」と「15TBのファイルサーバー×NXPowerLiteの組み合わせ」で比較すると、後者は導入、運用コストを下げられることがわかりました。またNXPowerLiteはセットアップも簡単にでき、担当者の負荷を大幅に減らすことができると見込み、導入を決定しました。
今後パナソニックESネットワークスは、BCP(事業継続計画)の観点から、遠隔地のサーバーとのレプリケーションを行うことを検討しており、離れた拠点間での回線の負荷軽減にも、NXPowerLiteの効果を見込んでいます。
【パナソニックESネットワークス株式会社 NXPowerLite導入事例】
URL : http://www.nxpowerlite.jp/casestudy/panasonic-es/ (NXPowerLiteサイト)
【パナソニックESネットワークス株式会社について】
自社製品のスイッチングハブを中心に、入退室管理などのセキュリティソリューションや、省エネを実現するエネルギーソリューション等を展開。製造開発メーカーでありながら、システムインテグレーターとして提案から設計、構築、保守サービスまで、ワンストップで最適なサービスを提供している。
「NXPowerLite」について
NXPowerLiteは、重いMicrosoft OfficeファイルやJPEGファイル、PDFファイルを、ファイル形式はそのままに、最大50分の1に軽量化するソリューションです。NXPowerLiteファイルサーバーエディションは、ファイルサーバー上のMicrosoft Officeファイル(Word、Excel、PowerPoint)、デジカメ写真(JPEG)、PDFファイル、またこれらのファイルを含むZIPファイルを一括で軽量化することにより、ファイルサーバー容量を削除するソリューションです。ストレージコストを削減できるだけでなく、バックアップ、ウィルススキャン、リストア時間の短縮、ネットワーク負荷の軽減、クラウド利用時のコスト削減などを実現します。また、ファイルサーバーのリプレースおよびデータ移行の時間を大幅に削減することもできます。