海外出張レポート(XLAB社)
ISL Onlineの開発元であるXLAB社へ技術部の若手メンバー栁、中嶋の2名で訪問してきました。
XLAB社はスロベニア共和国の首都リュブリャナ市にあります。
美しい街並みや風景に加え、ヨーロッパの中でも治安が非常に良いことが特徴的なこの街で、開発元メンバーとの有意義な時間を過ごすことができたのは本当に良い経験となりました。
今回は、そんなスロベニアへの出張記録をご報告いたします。
いざスロベニアへ
成田空港からスロベニアまでは直通便がないため、ヨーロッパ圏内の空港で乗り継ぐ必要があります。
乗り継ぎ時間などを合わせると総移動時間はなんと20時間ほど…日本との距離を改めて感じた瞬間です。
開発元メンバーとはメールやチャットを通じて日常的にコミュニケーションを取ってはいるものの、ほとんどのメンバーと面と向かって話をしたことはありません。
彼らがどんな人々なのか、普段どんなオフィスで働いているのか、言葉や文化の違いはどうなのか。
考えるほど期待と不安でドキドキの移動でした。
XLAB社訪問
ISL Onlineの開発元であるXLAB社は、Technology Parkと呼ばれる様々な企業が集まるビル群の一角にオフィスを構えており、ISL Onlineだけでなく他の製品や研究開発(R&D)事業なども行っています。
ビル群の中には郵便局や歯医者などが入っており、仕事の合間に私用が済ませられる抜群のロケーションに加え、小さな池や自然まですべてがそろっています。
このTechnology Parkにはリュブリャナ市の中心街からバスに乗って通勤する人もいれば、自家用車で出社する人もいます。
様々な生活スタイルに適用できるオフィスが、彼らに最高のパフォーマンスを提供しているのかもしれません。
滞在期間中はISL Online製品をお客様により満足にご利用いただけるよう、製品リリース・改良に向けた技術的な話題や、お客様からの声のフィードバックなどをメインに会議を行い、技術責任者を含む開発者から品質管理者、カスタマーサポーターまで幅広い分野のメンバーが参加しました。
この会議を通じて、これまでのメールやチャットのやり取りでは伝えられないニュアンスを伝えられたり、彼らの意志、人柄や雰囲気そのものも感じることができました。
会議自体はISL Online製品で行うこともできますが、実際に顔を合わせて話し合うことで結束と信頼をより深められることを実感できました。
滞在中は毎日XLAB社メンバーがおすすめする場所でのランチを楽しみました。
普段からメンバー同士でランチを食べることが多いそうで、ランチ中は重大なことがない場合は極力仕事の話はしないそうです。
そうすることで、一旦仕事から頭が離れ、リフレッシュした気持ちで午後をスタートできることを聞き、切り替えの大切さは全世界共通なんだと改めて感じさせられました。
また、ランチの後はオフィス近くの池で雑談をしたり、オフィスにある卓球をしたりしてコミュニケーションを深めていました。
卓球台の小ささにビックリ!
場所も取らず卓球の腕も上がるナイスアイディアです。
最終日に感じたこと
最終日には、XLAB社のISL Onlineに関連するメンバー(開発者、マーケティング、バックオフィス)の全員が参加してランチを食べました。
この日はオーシャンブリッジが訪問した特別な日だということで、XLAB社のイベントでも利用するというお気に入りのレストランへ行き、昼間からワインを楽しみました。
会社として私たちの訪問を歓迎してくれていることが強く伝わってきて、胸がいっぱいになった瞬間でした。
今回の滞在では、XLAB社のオフィスで過ごす時間が多く、ISL Online製品に関わるメンバーだけでなく、他の事業に従事するメンバーの活気に満ち溢れた雰囲気を肌で感じながら仕事をすることができました。
「百聞は一見に如かず」とよく言いますが、実際に会って会話をしたことで、彼らの人柄や雰囲気など、インターネット上では感じ取れない部分まで知ることができ、出張後は仕事のスピードだけでなく彼らとの信頼関係が大きく上がったと実感しています。
今後、お客様にISL Online製品をよりご満足いただくための大きなステップとなるような価値のある有意義な出張となりました。