株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高山知朗)は、文書ファイルの自動Web公開ツール「Net-It Central Light」(ネットイット・セントラル・ライト)を9月19日(金)に発売いたします。
Net-It Central Light(開発元:米Informative Graphics Corp.)は、Windowsアプリケーションで作成される様々な文書ファイルを、ファイルサーバの共有フォルダへドラッグ&ドロップするだけで、自動的にFlashコンテンツに変換し、Webサイト上に公開できるサーバソフトです。Flashに変換することにより、あらゆる文書ファイルを、一般的なWebブラウザ環境で、高速・快適に表示することができます。
従来、文書ファイルをインターネットやイントラネットのWebサイトに掲載する場合は、HTML形式やPDF形式に変換した上で、FTPソフト等でWebサーバにデータを転送し、更に既存のHTMLページにリンクを追加する等の煩雑な作業が必要でした。またPDFの場合は、表示するためにクライアントPCに専用のビューワプラグインソフトをインストールしておく必要があり、その立ち上げに時間がかかり、表示が重いといった点も指摘されてきました。
Net-It Central Lightがあれば、Word、Excel、PowerPointなどの使い慣れたアプリケーションで作成した文書ファイルを、普段使っているファイルサーバの共有フォルダにドラッグ&ドロップするだけで、自動的にFlashコンテンツに変換して、Webサイトに公開できます。Flashに変換するだけでなく、ファイルサーバのフォルダ構造を反映した公開用のWebサイトも自動的にWebサーバ上に生成しますので、HTML編集やデータ転送等の煩雑な作業は一切必要ありません。公開された文書ファイルはFlashコンテンツに変換されていますので、クライアントPCには特別なソフトをインストールしなくても、Webブラウザに搭載されているMacromedia Flash Playerでそのまま表示できます。またページ数の多い文書ファイルも、ストリーミングによりダウンロードしたページから順次表示できますので、非常に軽く高速に表示できます。またPDFファイルもFlashに変換して公開可能であり、また元のPDFファイルもWebサイトからダウンロードできるよう設定できますので、既存のPDFファイルのWebでの配布にも有効です。
様々な文書ファイルをFlashコンテンツに変換し、インターネットユーザの98%以上に普及*しているFlash Player上で、非常に高速に表示できることは、これまでの専用ビューワソフトを前提にしたインターネットでの情報公開やイントラネットでの文書公開、またWebコンテンツ作成の概念そのものも大きく変革していく可能性があります。(*出典:Macromedia社)
Net-It Central Lightは、これまで大手企業を中心に国内約400社のナレッジマネジメントや企業ポータルに採用されてきた、文書・図面Web公開&マークアップシステム「Net-It Central」の簡易版として、Flashに変換してWebに公開するという機能に絞り込んだ製品です。インターネットWebサイトにおける企業の各種情報公開(プレスリリース、投資家向け情報等)や、官公庁・自治体の住民向け情報公開(各種お知らせ、統計情報、申請書等)、また企業内イントラネットにおける情報共有等での採用が見込まれます。なおNet-It Central Lightの2003年度の販売見込みは100ライセンスです。
今後当社は、大手ビジネスパートナーとの協業により、拡大する市場に向けてNet-It Central Lightを強力に販売して参ります。
■Net-It Central Light 画面イメージ
ExcelファイルをFlashコンテンツに変換してWebブラウザ上で表示
■Net-It Central Lightシステム構成(例)
PowerPointファイルをFlashコンテンツに変換してWebブラウザ上で表示
■Net-It Central Light価格体系
Net-It Central Light 6.2 900,000円
上記は1サーバライセンス価格です。クライアントライセンスはありません。
1000文書ファイルのみ変換可能です。それ以上のファイルを変換する場合は、上位製品であるNet-It Central 6.2をご利用下さい。
初年度の保守サポートは無償、2年目以降の年間保守サポート料は製品標準価格の17%です。
保守サポートには、Emailによる技術サポート、および製品バージョンアップ時の最新版プログラム無償提供が含まれます。
■Net-It Central Light 動作環境
Net-Itサーバ
Windows NT 4.0/2000/XP
ファイルサーバ Windows NT 4.0/2000/XP, Unix, Linux, Macintosh 等
Webサーバ Windows NT 4.0/2000/XP, Unix, Linux, Macintosh 等
クライアント
Flash Player 6.0以降の搭載されたWebブラウザ
「Net-It Central」について
Net-It Centralは、国内導入実績570社750サーバ以上を誇るセキュアで高速なファイルビューアを搭載した文書共有システムです。さまざまな文書(Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Adobe PDF等)やCAD図面(AutoCAD等)、画像(TIFF等)のファイルをファイルサーバにドラッグ&ドロップするだけで、簡単に社内イントラネットのWebサイトに公開できるシステムです。既存のファイルサーバの内容をそのまま反映してWebサイトを構築するため、システム導入作業に大きな手間をかける必要がなく、低コストでの導入が可能です。
Webサイト上の文書は、ブラウザでの表示に特化した独自形式(CDLデータ)になっており、文書フォーマットに対応したアプリケーションがなくても、Webブラウザだけでさまざまな文書が高速に表示されます。専用の高速ファイルビューア「Brava」により、ブラウザ上で高速にファイルを閲覧することが可能です。また、CDLデータに変換された文書は、検索エンジンと組み合わせることにより、検索キーワードにヒットした箇所をページ単位で取り出し可能になる他、「閲覧はできるが、印刷・持ち出しは禁止」というような柔軟なアクセス制限を実現します。
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