海外製ソフトウェアによる事業開発を専門とするITベンチャー、株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高山知朗)は、Microsoft Officeを始めとするあらゆるアプリケーションの文書ファイルを、コンテンツセキュリティ技術「Visual Rights」(ビジュアルライツ)を埋め込んだ「CSF」ファイルに変換する、ファイル変換・コンテンツセキュリティ設定ソフトウェア「Net-It Now」日本語版(ネットイット・ナウ/米国 Informative Graphics社製)を、本日リリースいたしました。Webサイト から無料でダウンロードすることができます。セキュリティ設定ソフトウェアの無料ダウンロードによる提供は、業界でも初めての試みです。あらゆるファイルを無料のNet-It NowによりCSFに変換することで、電子メールやWebサイトなどのインターネット環境でも、情報漏えい・改ざんを防止しつつ、安全にファイルを配布・共有することができます。
■Net-It Nowの特長
●印刷可能なあらゆるファイルを、簡単操作で、安全なCSFファイルに変換
Microsoft OfficeやAdobe PDFをはじめとする、印刷可能なあらゆる文書ファイルや画像ファイルを、簡単な操作で、各種セキュリティ設定を付与した「CSF」(Content Sealed Format)ファイルに変換できます。Microsoft Officeの場合は、ツールバーに追加される変換ボタンをクリックし、その他のWindowsアプリケーションの場合は、Net-It Nowをプリンタとして選択して印刷します。すると「Visual Rights」の設定画面が表示されるため、必要なセキュリティ設定を選択して変換ボタンをクリックすれば、CSFファイルが作成されます。
●CSFファイルには、Visual Rightsによる各種コンテンツセキュリティ設定を埋め込むことが可能CSFファイルには、独自のコンテンツセキュリティ技術「Visual Rights」による高度なセキュリティ設定を埋め込むことができます。閲覧パスワードの設定はもちろん、印刷・テキストコピーの禁止、閲覧可能期限の設定、印刷・表示用透かしの設定などが可能です。また、CSFファイルには256bitの暗号化が施されています。
●CSFファイルは、無料のBrava! Readerで表示可能CSFファイルは、PDF、TIFF、CSFに対応した高速・軽快・多機能な無料ビューワソフト「Brava! Reader」(ブラバ!リーダー)で表示することができます。(無料ダウンロードは http://www.bravaviewer.jp/ )
●完全無料で利用可能Net-It NowはWebサイト からダウンロードして無料で利用できます。
あらゆるファイルを、Visual Rightsによるセキュリティ設定を埋め込んだCSFファイルに変換することにより、ファイルが手元を離れて「一人歩き」する電子メールやWebサイト等のインターネット環境でも、閲覧期限設定や印刷・コピー禁止等のコンテンツセキュリティのコントロールが可能となります。重要な契約書や技術情報なども、機密情報の漏えいや改ざん、流用を防止しつつ、社外の取引先とも安全に電子メールでやり取りすることができます。
情報セキュリティに対するニーズが高まる現在、こうした高度なコンテンツセキュリティ技術を持つNet-It NowとBrava! Readerが無料で提供されることは、画期的なことと言えます。今後、オーシャンブリッジでは、Visual RightsとCSFファイルに対応する各種ソフトウェアやソリューションを、次々と提供していく予定です。機密情報の漏えい防止と情報共有を両立した、セキュアなコラボレーション環境を実現するソリューションの提供により、一層高まる情報セキュリティニーズにお応えしていきます。
■Net-It Nowの画面イメージ
■Visual Rightsによるセキュリティ設定項目一覧(一部)
・閲覧パスワード設定
・閲覧可能期限の設定(何月何日以降は閲覧できない、何日以内しか閲覧できない 等)
・印刷の許可・禁止
・テキストコピーの許可・禁止
・長さ・面積計測の許可・禁止
・マークアップの許可・禁止
・画面表示時および印刷時の透かし、バナーの設定(背景に「持ち出し禁止」と印刷して無用な印刷を抑止 等)
・256bit暗号化
■対応ファイル形式
Windows環境で印刷できるあらゆるファイル形式に対応。(プリンタドライバによる変換処理のため)
例:Microsoft OfficeやAdobe PDF等の文書、AutoCAD等の図面、TIFF、JPEG等の画像など。
(Microsoft Officeファイルを変換する場合は、以下のバージョンが最低要件です: Word 97 / Excel 97 / PowerPoint 97 / Project 2000 / Visio 2002 )
■動作環境
Windows 2000 / XP / 2003
「Net-It Central」について
Net-It Centralは、国内導入実績570社750サーバ以上を誇るセキュアで高速なファイルビューアを搭載した文書共有システムです。さまざまな文書(Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Adobe PDF等)やCAD図面(AutoCAD等)、画像(TIFF等)のファイルをファイルサーバにドラッグ&ドロップするだけで、簡単に社内イントラネットのWebサイトに公開できるシステムです。既存のファイルサーバの内容をそのまま反映してWebサイトを構築するため、システム導入作業に大きな手間をかける必要がなく、低コストでの導入が可能です。
Webサイト上の文書は、ブラウザでの表示に特化した独自形式(CDLデータ)になっており、文書フォーマットに対応したアプリケーションがなくても、Webブラウザだけでさまざまな文書が高速に表示されます。専用の高速ファイルビューア「Brava」により、ブラウザ上で高速にファイルを閲覧することが可能です。また、CDLデータに変換された文書は、検索エンジンと組み合わせることにより、検索キーワードにヒットした箇所をページ単位で取り出し可能になる他、「閲覧はできるが、印刷・持ち出しは禁止」というような柔軟なアクセス制限を実現します。
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