株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高山知朗)と株式会社NHKコンピューターサービス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:三浦真吾)は、海外製パッケージソフトウェアをベースとした企業向けソリューションの開発と販売において包括的な業務提携をいたしました。オーシャンブリッジが販売する最先端の海外製パッケージソフトウェアに、NHKコンピューターサービスがカスタマイズやシステムインテグレーションサービスを加えることで、標準機能だけでは対応できない日本企業のニーズにきめ細かく対応したソリューションを提供していきます。
オーシャンブリッジは、海外のベンチャー企業が開発したユニークな企業向けソフトウェアを発掘し、約50社の国内有力パートナー企業とのアライアンスを通じて、日本企業に販売しています。中でも米国製Web文書公開ソフトウェア「Net-It Central」(ネットイット・セントラル)については、国内400社以上の大手企業で550システム以上の導入実績を数えています。
NHKコンピューターサービスは、日本放送協会(NHK)グループ向けにインターネット・デジタルコンテンツ技術、ノウハウ等を駆使して、番組制作、災害時の緊急速報、教育をはじめとする広範な分野のシステム開発・運用を手がけてきました。オーシャンブリッジとは以前からNet-It Centralに関する販売協業をしており、これまでNHKグループ各社に対してNet-It Centralを多数販売してきました。システム利用現場のニーズに密着したカスタマイズサービスやシステムインテグレーションサービスを提供することで、ソリューション提供力を高めてきました。
現在、Net-It Centralの導入企業が増えるに従い、オーシャンブリッジのユーザや販売パートナーから、個別のニーズに基づくカスタマイズや、既存システムとのインテグレーションの要望が増えています。また、今後、オーシャンブリッジが海外製ソフトウェアを続々と日本市場に導入するにあたり、そうしたニーズはより一層増えてくるものと見込まれます。こうした背景から、オーシャンブリッジでは、カスタマイズやシステムインテグレーションの要望に幅広く応えられる開発体制の整備が急務となっていました。NHKコンピューターサービスは、これまでNHKグループのシステム開発・運用で培った幅広い技術力を社会の様々なシーンにご利用いただき、安全で快適な暮らしの創造、ビジネスの発展に貢献していきたいと考えていました。
今回の提携は、こうした両社の方向性が一致することで実現しました。今後、オーシャンブリッジが国内で販売する各種海外製ソフトウェアに関する、オーシャンブリッジの顧客、あるいはオーシャンブリッジの販売パートナーからのカスタマイズやシステムインテグレーションニーズに対して、NHKコンピューターサービスがソリューション提供をする体制が実現します。オーシャンブリッジにとっては、顧客企業やパートナー企業の要望にきめ細かく対応することで、顧客満足度を高め、またパッケージソフトウェアの枠を超えてソリューションとしての付加価値を向上することができます。NHKコンピューターサービスにとっては、社会貢献の実現に向け、具体的に歩を進めることになります。
今回の提携の第一弾として、「Net-It Centralカスタマイズソリューション」をメニュー化し、共催セミナーやWebサイトなどで告知し、オーシャンブリッジの販売パートナーを通じてNet-It Centralユーザに提供していきます。また今後は、オーシャンブリッジが国内で事業化していく各種企業向けソフトウェアのカスタマイズサービスやシステムインテグレーションサービスを共同で提供していきます。
【株式会社NHKコンピューターサービス 会社概要】
〜新時代のコンピュータリゼーションを目指して〜
NHKコンピューターサービスは、メディアの最前線で活躍する、NHK関連企業唯一のシステム開発会社です。NHKから引き継ぎ発展させてきた独自の高度な技術力をもとに、番組制作や放送の分野から受信料、経理、職員、OA等の事務処理システムまで、極めて多岐にわたっている業務を処理し、大きな成果をあげています。ネットワーク時代に向けて、NHKコンピューターサービスのビジネスフィールドは無限の広がりを見せています。
「Net-It Central」について
Net-It Centralは、国内導入実績570社750サーバ以上を誇るセキュアで高速なファイルビューアを搭載した文書共有システムです。さまざまな文書(Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Adobe PDF等)やCAD図面(AutoCAD等)、画像(TIFF等)のファイルをファイルサーバにドラッグ&ドロップするだけで、簡単に社内イントラネットのWebサイトに公開できるシステムです。既存のファイルサーバの内容をそのまま反映してWebサイトを構築するため、システム導入作業に大きな手間をかける必要がなく、低コストでの導入が可能です。
Webサイト上の文書は、ブラウザでの表示に特化した独自形式(CDLデータ)になっており、文書フォーマットに対応したアプリケーションがなくても、Webブラウザだけでさまざまな文書が高速に表示されます。専用の高速ファイルビューア「Brava」により、ブラウザ上で高速にファイルを閲覧することが可能です。また、CDLデータに変換された文書は、検索エンジンと組み合わせることにより、検索キーワードにヒットした箇所をページ単位で取り出し可能になる他、「閲覧はできるが、印刷・持ち出しは禁止」というような柔軟なアクセス制限を実現します。
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