海外製ソフトウェアをベースとした事業開発を行う株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高山知朗)は、エムオーテックス株式会社(本社:大阪府大阪市淀川区、代表取締役社長:高木哲男)のネットワーク・セキュリティ統合管理ツール「LanScope Cat6(ランスコープ・キャット6)」の「リモートコントロール機能」として、PCリモートサポートツール「ISL Light(アイエスエル・ライト)」が採用されたことを発表します。LanScope Cat6にリモートコントロール機能を追加することにより、PCメンテナンスコストの大幅な削減が可能となります。
■背景
LanScope Catを採用している企業では、社内IT資産管理のための機能に加えて、クライアントPCをリモートコントロールできる機能が必要とされていました。背景にあるのは、クライアントPCのメンテナンス業務のための負荷やコストの増加です。社内のクライアントPCで問題が発生した際に、電話だけでトラブルシューティングを行うと、画面や操作方法の説明に非常に時間がかかります。また遠く離れた事業所にあるPCのメンテナンスには、出張のための費用や時間など、大きな負担が生じます。
しかし、PCリモートサポートツールISL Lightを使用することにより、離れた場所にあるクライアントPCの画面を、サポート担当者のPCの画面に表示し、直接操作することが可能となります。効率よく、また場所を移動することなく、メンテナンス作業を完了することが可能となります。
■LanScope Cat6とは
LanScope Cat6は、エムオーテックスが開発・販売する、業界No.1の実績*を持つネットワーク・セキュリティ統合管理ツールです。資産管理、不正PC検知、デバイス制御、操作プロセス管理などの機能で、社内IT資産および情報の管理を実現します。市場では4年連続トップシェアであり、2008年12月時点で、一部上場企業や大手銀行、官公庁など4500社以上の企業において、350万クライアントを超える導入実績を持ちます。
(* 出典:富士キメラ総研『ネットワークセキュリティビジネス調査総覧』)
■ISL Lightとは
ISL Lightは、PCサポート業務を大幅に効率化するリモートサポートツールです。PCへの事前インストールや、面倒な設定の必要もなく、ネットワーク経由でユーザPCと画面を共有してサポート業務を行う事ができます。簡単な操作手順で使える、高速で安定したサービスを、業界で一般的な価格帯の約半額で提供しています。なおISL Lightは、ISL Online(アイエスエル・オンライン)ライセンスを購入することで利用できます。
■今後の展開について
今後、オーシャンブリッジでは、エムオーテックスと協力し、LanScope Catを導入している4500社以上(2008年12月時点)の顧客企業、および新規導入企業に対して、ISL Onlineを紹介し、導入を促進していきます。また、LanScope Cat に、ISL Lightと同じISL Onlineシリーズの他のツールを新機能として追加することも予定しています。LanScope Catの利用シーン拡大により、企業のさらなる業務効率化を支援します。
■基本機能
●デスクトップ共有 : PCの画面を見たり、見せたりすることができます。
●アプリケーション共有 : 選択したアプリケーションだけを相手と共有することができます。
●キーボード&マウス操作 : キーボードとマウスの操作を相手に委ねることができます。
●ファイル転送 : ISLインターフェイスにドラッグ&ドロップするだけでファイルやフォルダを転送できます。
●ホワイトボード(書き込みツール) : 相手の画面にペンツール等で書き込み(マーキング)することができます。
●テキストチャット :テキストチャットで会話することができます。
●画面拡大・縮小 : PC環境に合わせて画面の拡大縮小ができます。
●画面カラー数変更 : 高画質画面から低速接続用の8色設定まで画面カラー数を変更できます。
●音声・ビデオチャット : ウェブカメラとヘッドセットを使用したビデオ通信が可能です。
●セッション再接続(V3.1以降): 同じセッションを維持したまま再起動の実行が可能です。
●レコーディング(V3.1以降): セッション内容を記録した動画データを、オペレータまたはクライアントPC上に保存することができます。
●セッション履歴 : 担当オペレータ名、接続時間、接続サーバなどセッション情報を確認できます。
●アカウント管理 : オペレータ毎のアカウント作成と機能制限の設定が可能です。
■ISL Online ライセンス・価格体系 (税抜)
ISL Onlineライセンスを購入することで、PCサポート用のISL Lightだけでなく、無人PC/サーバメンテナンス用のISL AlwaysOnも使用することができます。
<ASPライセンス>
<サーバライセンス>
■動作環境
【対応OS】
ASPライセンス : Windows2000、XP、Vista、2000 Server、2003 Server
サーバライセンス : Windows2000 Server、2003 Server
【マシンスペック】
ASPライセンス : 上記ASPライセンス対応OSが動作することが条件
サーバライセンス : IntelもしくはAMD 1Ghz以上のCPU、512MB以上のメモリー、1GBのハードディスク空き容量
【通信環境】
ASPライセンス : 56Kbps 以上
サーバライセンス : 256Kbps(DSL) 以上
【使用通信ポート】
ASPライセンス: TCPポート7615、443、80のいずれか
サーバライセンス : TCPポート7615は必須、ポート443、80は推奨
「ISL Online」について
ISL Onlineは、離れた場所のPC同士で画面共有を行う「ワンタイム接続」、遠隔地にあるサーバーや出先でiPhone/iPadなどから社内のPCに接続可能な「常駐接続」、Web会議機能を1つのライセンスで利用できる簡単・低価格のリモートコントロールツールです。セキュリティポリシーに合わせてオンプレミスライセンス、クラウドライセンスの2つのライセンスを選択することができます。現在、遠隔地のサーバーメンテナンス、お客様への製品サポートといった様々な用途で、大手企業から官公庁まで幅広い分野で国内1,000社以上に利用されています。