株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高山知朗、以下オーシャンブリッジ)は、マイクロソフト社が提供する「Microsoft(R) SharePoint(R) 2010」に登録されている各種文書・図面・画像ファイルを、Webブラウザー上で高精度かつセキュアに表示できるマルチフォーマットビューア「Brava for SharePoint 2010」(ブラバ・フォー・シェアポイント 2010)の機能拡張版を2012年11月19日にリリースし、販売を開始します。今回の最新版では、Microsoft SharePoint 2010上でユーザー権限ごとにオリジナルファイルのダウンロードや印刷を制限し、SharePoint 2010のセキュリティ機能を強化します。
■「Brava for SharePoint 2010」新機能/機能強化点
◇Brava保護ライブラリ機能 <新機能>
SharePoint上に登録されたファイルに対して、ユーザーが閲覧権限しか持っていない場合、Bravaでしか表示できないようにすることができます。オリジナルファイルのダウンロードの禁止、Bravaで表示した画面のキャプチャ(プリントスクリーン)や印刷の禁止などを設定でき、情報漏えい対策としてファイルセキュリティ機能を強化します。
ユーザーの権限設定はSharePoint上の機能で行うため、新たにBrava上でユーザー管理をする必要はなく、システム管理者の負担を軽減できます。これらのセキュリティの権限はライブラリ、サブフォルダー、ファイル単位で細かな設定をすることができます。
◇HTMLビューア <新機能>
Bravaのビューアは、これまでActiveXビューアとFlashビューアの2種類で表示していましたが、今回の機能拡張により、HTMLビューアを追加しました。HTMLビューアは、ActiveXコントロールやFlash PlayerがインストールされていないクライアントからでもWebブラウザーを経由し、ファイルを表示、検索することができます。
◇管理機能 <機能強化>
システム管理者は、ActiveX、Flash、HTMLの3種類のビューアから使用するビューアを選択することができます。これまではサイトコレクション単位でしかビューアの選択が行えませんでしたが、サイト、ライブラリ単位に設定することができます。さらには比較機能やマークアップ機能など、機能単位に使用ビューアを選択することもできます。
■「Brava for SharePoint 2010」画面イメージ
プリントスクリーンボタンを押した画面 ActiveXビューア表示画面 HTMLビューア
(操作禁止設定時)
「Brava for SharePoint」について
Brava for SharePointは、マイクロソフト社が提供する「Microsoft SharePoint」に登録されているOffice文書、PDFやTIFFなどの画像、AutoCADなどの図面など、多彩なフォーマットをWebブラウザやiPad上で高精度かつセキュアに表示できるマルチフォーマットファイルビューアです。サーバー側で各ファイルを表示専用データに変換し、そのデータのみをクライアントPCに送るクラウド型のビューアのため、クライアントPCにファイルそのものをダウンロードさせずにファイルを表示することができます。そのためファイルの持ち出しや印刷等を禁止し、セキュリティを高めることができます。Brava for SharePointは、東京メトロ様の図面管理システムなどで活用されています。
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