株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高山知朗、以下オーシャンブリッジ)は、同社のマルチフォーマットビューア「Brava for SharePoint(ブラバ・フォー・シェアポイント)」が、東京地下鉄株式会社(以下:東京メトロ)に採用されたことを発表しました。
東京メトロでは、文書管理システムの更新時期を迎え、次期システムをどう構築していくか他社ソフトも含め比較検討を行った結果、図面データの検索・閲覧の迅速化、操作性、運用コスト面からSharePointにて次期システムを構築することといたしました。
SharePointで新しい図面管理システムの構築にあたり、唯一の課題はビューアの部分でした。SharePointは、Microsoft Office文書の表示は問題ないのですが、メインとなるAutoCADデータに標準では対応しておらず、TIFFなどのデータはWindowsに標準で搭載されているアプリケーションで閲覧できるものの、表示スピードが遅く、セキュリティに関して不安がありました。一般的なAutoCADデータのビューアやWindowsの標準アプリケーションでは、表示したデータのコピーや印刷が可能なため、容易に持ち出すことができ、いつ情報が漏えいしても不思議ではない環境になってしまいます。駅構内等の図面は、セキュリティに直結する重要な情報のため、「セキュリティの強化」がSharePointでシステムを構築する上で絶対条件でした。
Brava for SharePointは、この絶対条件を満たし、「対応ファイルフォーマット」、「検索機能」、「比較機能」といったいくつかの点が評価され、採用されました。東京メトロでは、現在100万ファイルを保管する新図面管理システムにおいて、Brava for SharePoint を2,500ライセンス想定しており、建築、電気など図面の確認作業で主に利用する予定です。
【東京メトロ Brava for SharePoint導入事例】
URL : http://www.bravaviewer.jp/download/pdf/brava_case_tokyometro.pdf
(Bravaシリーズサイト)
「Brava for SharePoint」について
Brava for SharePointは、マイクロソフト社が提供する「Microsoft SharePoint」に登録されているOffice文書、PDFやTIFFなどの画像、AutoCADなどの図面など、多彩なフォーマットをWebブラウザやiPad上で高精度かつセキュアに表示できるマルチフォーマットファイルビューアです。サーバー側で各ファイルを表示専用データに変換し、そのデータのみをクライアントPCに送るクラウド型のビューアのため、クライアントPCにファイルそのものをダウンロードさせずにファイルを表示することができます。そのためファイルの持ち出しや印刷等を禁止し、セキュリティを高めることができます。Brava for SharePointは、東京メトロ様の図面管理システムなどで活用されています。