株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高山知朗、以下オーシャンブリッジ)は、クラウド型ファイルビューアの最新版「Brava Enterprise 7.1」(ブラバ エンタープライズ 7.1)を本日リリースし、販売を開始しました。
今回の最新版では、様々な形式のファイルを表示できる環境を大幅に拡充しました。マルチブラウザやiPadに対応し、社内だけでなく社外や海外、取引先などとのシームレスな情報共有環境をさらに便利に構築できるようになります。
■「Brava Enterprise 7.1」新機能/機能強化点
◇マルチブラウザ対応 <新機能> 従来のビューアの動作環境はInternetExplorer上でActiveXが動作する環境のみでしたが、今回の最新版ではマルチブラウザに対応し、複数のブラウザでご利用いただけるようになりました。InternetExplorerの他、Chrome、Safari、Firefoxなどのブラウザ上で動作するHTML5ビューアを提供します。これにより、ユーザーの利用ブラウザに関わらず、様々な形式のファイルの閲覧が可能になります。
◇iPad対応 <新機能> スマートデバイスとして企業導入が進んでいるiPadに対応しました。これにより、社内外の複数メンバーでファイルに対して活発なコラボレーション*1環境を実現できます。例えば、共有された図面や技術文書を外出先や工事現場でiPadを使ってその場でチェックし、コメントや施工指示などを書き込んだり、その場で撮影した写真を貼り込んで公開すると、社内にいるメンバーが、WindowsPCで表示・共有するといった一連の業務をスムーズに行ったりできるようになります。1つのファイルをWindowsPCからもiPadからも閲覧できる仕組みを文書管理やWebアプリケーションにアドオンして利用することができます。
◇シェアードキャッシュ対応−大規模運用の負荷を分散 <機能強化>
数千人から数万人規模での導入の際、前バージョンではBravaサーバーを複数台設置し、表示専用データのキャッシュをそれぞれのサーバーで管理していましたが、今回の最新版では、複数台のBravaサーバー上に置かれたキャッシュファイルを共用管理できるようになりました。これにより表示専用データを生成するための変換効率のアップが図れます。
*1 Bravaは、表示したデータに対し、テキストコメントや図形、矢印やスタンプなどを書き込める「マークアップ機能」を搭載しています。設計図の修正箇所をマーク、書類やマニュアルの校正、稟議書類のワークフロー上など、協同作業(コラボレーション)で活用されています。
■「Brava Enterprise」 ビューア画面イメージ
iPadでAutoCAD図面を表示した図
AutoCAD図面の他、PDF、TIFF、Officeなど各種ファイルを表示可能
■「Brava Enterprise」システムイメージ
文書管理・図面管理システム上にアップされた各種ファイルを、Brava変換サーバーで表示専用データ「CDL」に変換。クライアントはPCやiPadで表示できる(OS、ブラウザにより、使用ビューアが異なります)
「Brava Enterprise」について
本製品は、文書管理・図面管理システムやECMなどに組み込んで、ファイル表示機能を追加する連携システムです。各システム上でファイルを開く際、クライアント側に専用のアプリケーションがなくても、指定ファイルを表示でき、テキストコピーや印刷などを行えます。また、ワークフローシステムとの連携では、スタンプや透かし文字などの埋め込み、ファイルの内容に対してコメントの追加、雲形や矢印などを追加して、変更や修正指示などを共有できます。
表示はWebブラウザー上で行え、Internet Explorerの他、Google Chrome、Firefox、Safariが利用できます。また、iPadにも対応しており、ユーザーの利用環境に依らない快適なファイル表示や共有環境を提供しています。