株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高山知朗、以下オーシャンブリッジ)は、同社の多機能図面閲覧ソフト「Brava Desktop(ブラバ・デスクトップ)」が、カルソニックカンセイ株式会社(本社:埼玉県さいたま市/代表取締役社長:森谷 弘史、以下カルソニックカンセイ)に採用され、図面管理システムの標準ビューアとして活用されていることを発表しました。
総合自動車部品メーカーとしてグローバルに製品を提供しているカルソニックカンセイは、2002年より全社的にPDM(Product Data Management)を展開し、閲覧用の図面データをTIFFデータに統一しました。当初、Windowsに標準搭載されているビューアを使用していましたが、大判・長尺のTIFF図面の閲覧に時間がかかり、拡大や縮小などの動作をスムーズに行うことができませんでした。業務で使用するには、もっと効率よくデータが閲覧できることが求められていました。
そこで「操作感に優れ、表示速度が軽快」であるのに加え、「機能とコストのバランスの良さ」の理由でBrava Desktopの導入を決定しました。表示速度に関しては、Windows標準ビューアを使用していた時には開くことができなかったファイルもすぐに開くことができ、また開くのに時間がかかっていたデータも素早く開くことができるようになりました。機能とコストのバランス面に関しては、「見る」という機能を迅速かつ確実にしたいという要求に対して、他社製品だと多くの機能が搭載されており、余分なコストがかかってしまいます。しかし、Brava Desktopは、機能と対応フォーマットによって細かい価格設定が設けられているため、必要な機能に絞りコストを抑えることが可能でした。
現在、PDMにはTIFF図面が100万点以上保存されており、設計や開発部門の社員を中心に全国の拠点で3,000人がBrava Desktopを使用しています。10年以上トラブルやユーザーからの問い合わせはなく、安定的に稼働しています。
【カルソニックカンセイ株式会社 Brava Desktop導入事例】
URL : http://www.bravaviewer.jp/download/pdf/brava_case_calsonic.pdf
(Bravaシリーズサイト)
【カルソニックカンセイ株式会社について】
国内外の多くの自動車メーカーに製品を供給。グローバルな総合自動車部品メーカーとして、自動車を造る上で不可欠な多種多様な部品の設計・開発から製造・販売までを手がけており、空調、電子・電装、内装、熱交換、排気、電気自動車用製品等、幅広い領域の部品を取り扱っています。資本金414.56億円、連結 18,818名/単独 3,615名(2013年3月31日現在)。
「Brava Desktop」について
Brava Desktopは、CAD図面、TIFF、画像、PDF、Officeなどの様々な形式のファイルを、専用のアプリケーションなしに表示・印刷・マークアップ・マスキングできる高速・多機能ビューアソフトです。表示したファイルを別形式に変換したり、2つのファイルを重ねて比較表示したりといった機能を備えています。また、表示した図面の長さや面積を画面上で計測したり、複数レイヤーの表示を切り替えたりなど、図面を扱った作業に広く利用されています。