株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:持木隆介、以下オーシャンブリッジ)は、同社の高速・多機能ビューアソフト「Brava Desktop(ブラバ・デスクトップ)」が、メニックス株式会社(本社:滋賀県近江八幡市、代表取締役社長:櫻井 健一、以下メニックス)に採用され、図面の修正箇所の確認にかかる時間を10分の1に短縮したことを発表しました。
メニックスは、製造装置をはじめとした多彩な機械設計を請け負っている設計のプロ集団です。一つの製造装置につき、数万から数十万点にも及ぶ部品を管理する必要があるため膨大な図面を抱えており、設計時はクライアントと同じ環境で設計を行うため複数のCADを駆使しています。
製造装置や生産ラインの設計では設計変更が多く、日々大量の新旧の図面やパーツリストを見比べて、変更点をチェックする業務にかなりの時間を割いていました。また、TIFFやPDFの閲覧用に無償版のビューアを利用していましたが、クライアントから受け取ったHPGL形式のファイルが閲覧できず、問題となったこともありました。
そのような状況の中、Brava Desktopを導入し、HPGL形式ファイルの閲覧が可能となり、差分抽出機能を活用することで、図面の修正箇所の確認時間が従来の10分の1にまで短縮されました。Brava DesktopはHPGLのほかTIFF、Auto CAD、Inventorといった大半のCAD図面に対応し、高速閲覧が可能であるため、閲覧だけの目的で常にCADを立ち上げる必要がなくなりました。
図面の修正チェックの簡易化や閲覧速度の向上が業務効率の向上に大きく役立っており、社内のリソースを設計業務に集中できている状況です。
【メニックス株式会社 Brava Desktop導入事例】
URL : http://www.bravaviewer.jp/casestudy/menix.html (Bravaサイト)
【メニックス株式会社について】
メニックス株式会社は、液晶パネルや半導体などの製造装置をはじめとした多彩な機械設計を請け負っている。さまざまな得意先に対応するためにAutodesk Inventorをはじめとした複数のCAD製品を駆使する、2次元CAD/3次元CADのプロフェッショナル集団である。
「Brava Desktop」について
Brava Desktopは、CAD図面、TIFF、画像、PDF、Officeなどの様々な形式のファイルを、専用のアプリケーションなしに表示・印刷・マークアップ・マスキングできる高速・多機能ビューアソフトです。表示したファイルを別形式に変換したり、2つのファイルを重ねて比較表示したりといった機能を備えています。また、表示した図面の長さや面積を画面上で計測したり、複数レイヤーの表示を切り替えたりなど、図面を扱った作業に広く利用されています。