株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:持木隆介、以下オーシャンブリッジ)は、同社の高速・多機能ビューアソフト「Brava Desktop(ブラバ・デスクトップ)」が、三菱マヒンドラ農機株式会社(本社:島根県松江市、代表取締役社長:末松 正之、以下三菱マヒンドラ農機)に採用されたことを発表しました。
グローバルにビジネスを展開する農機メーカーの三菱マヒンドラ農機では、マルチTIFFを含む図面ファイル、部品リスト表、公示書、社内標準マニュアル、設計マニュアルなどの過去の開発資産を、技術情報統合検索システムに登録し、開発に関わる現場で広く活用しています。検索システムに登録されているファイルは、以前は各部門の共有端末に導入されていたMyriad(Bravaの前身)を利用し閲覧していましたが、全社員にパソコンが普及されると同時に別のビューアを導入しました。
しかし、ビューアを切り替えたことで、頻繁に使用していた機能が無くなったため、導入直後から現場よりクレームが発生しました。Myriadには画像を拡大して、簡単に選択範囲のコピーする機能が搭載されていましたが、新しいビューアにその機能がなく別の方法で対処する必要があったため、作業効率の悪化が問題となっていました。
このような状況の中、ビューアのサポート期限が切れるタイミングで、Myriadの後継ビューアであるBravaが採用されました。Myriadの機能はBravaに継承されており、「シンプルかつ必要な機能」で業務効率が改善されている状況です。
今後は海外と設計業務を行う際の情報共有において、図面のワークフローの電子化や、セキュリティ性を高めた運用が求められるため、Bravaに搭載されている文字すかし表示機能の活用などを検討していく予定です。
【三菱マヒンドラ農機株式会社 Brava Desktop導入事例】
URL : http://www.bravaviewer.jp/casestudy/mam.html (Brava Desktopサイト)
【三菱マヒンドラ農機株式会社について】
三菱マヒンドラ農機株式会社は、大正3年に「サトー式稲扱機」で創業開始以降、トラクター、コンバイン、田植機、耕うん機、管理機など、農業機械全般を開発・製造している。
世界トップクラスの品質管理能力とトラクター製造台数を誇るインドのマヒンドラ&マヒンドラ社との協業を開始し、グローバル事業を展開すると同時に、OEM供給や共同開発も手掛け、国内販売のほか、海外ではアジア圏、北米圏、ヨーロッパ圏へも展開を行っている。
「Brava Desktop」について
Brava Desktopは、CAD図面、TIFF、画像、PDF、Officeなどの様々な形式のファイルを、専用のアプリケーションなしに表示・印刷・マークアップ・マスキングできる高速・多機能ビューアソフトです。表示したファイルを別形式に変換したり、2つのファイルを重ねて比較表示したりといった機能を備えています。また、表示した図面の長さや面積を画面上で計測したり、複数レイヤーの表示を切り替えたりなど、図面を扱った作業に広く利用されています。