株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中田明、以下オーシャンブリッジ)は、OfficeファイルやPDF・TIFFなどの画像データ、CAD図面データなど、様々なフォーマットのファイルをPDFやTIFF等に自動変換するマルチフォーマットコンバータの最新版「Blazon Enterprise 16.3」(ブレイゾン エンタープライズ 16.3)を本日リリースし、販売を開始しました。
今回の最新版では、以下の新機能が追加されています。
■「Blazon Enterprise 16.3」の新機能
◇Windows Server 2016(IIS 10.0)に対応
サーバーの動作環境として、Windows Server 2016に対応しました。
◇Office2016(32bit)に対応
Officeファイル変換に使用するアプリケーションとして、Office2016(32bit)がサポート対象に追加されました。
◇OCR機能の追加
原本ファイル内に含まれる画像から文字情報を抽出し、出力ファイルに文字情報として反映させる機能が追加されました。
※本機能は有償オプションとなります。
◇原本ファイルフォーマットに「ZIP」を追加
ZIPファイルを展開せずにそのまま指定して変換する機能が追加されました。ZIPファイル内に含まれる各ファイルを1ファイルにまとめた形で出力されます。
※変換対象外の形式のファイル、変換エラーが発生したファイルは除外されます。
◇変換ドライバ設定を複数用意する機能の追加
PDFファイルやCADファイル等の変換に使用する変換ドライバの設定を予め複数パターン用意し、変換ジョブのパラメータで指定する機能が追加されました。これにより、変換ジョブごとに異なる設定を使用することができます。
◇複数フォーマット出力機能の追加
1つの変換ジョブで同時に複数の出力フォーマットを指定し、出力できるようになりました。
◇PDF出力時のパラメータ追加
出力するPDFファイルについて、以下の指定を行うパラメータが追加されました。
・ファイル形式として「PDF/A-2u」「PDF/A-3a」「PDF/A-3b」「PDF/A-3u」を指定
・PDFバージョンとして「1.4」「1.5」「1.6」「1.7」を指定
・最大サイズを指定(指定サイズを超えると分割して出力)
◇ヘッダ・フッタへの画像追加機能
出力するファイルの各ページのヘッダ・フッタ部分に指定した画像を出力できるようになりました。
◇マークアップ適用ページ調整パラメータの追加
原本ファイルにマークアップの焼きこみを行う際、焼きこむページ位置をずらすパラメータが追加されました。
Blazon Enterpriseについての詳細情報はWebサイトをご覧ください。
「Blazon Enterprise」製品ページ
マルチフォーマットコンバータ「Blazon Enterprise」製品ページ
「Blazon Enterprise」について
Blazon Enterpriseは、OfficeファイルやPDF・TIFFなどの画像データ、CAD図面データなど、様々なフォーマットの各種ファイルを、PDF、TIFFやJPEGなどのフォーマットに変換したり、異なる形式のファイルを集約して新たなファイルを生成したりするマルチフォーマットコンバータです。文書・図面管理システム、PDM、ワークフローシステムといった様々なシステムへの組み込みや、最近ではクラウドサービス提供会社のシステムとの連携も増えています。また、独自のセキュリティ機能を持ったCSFという暗号化ファイル形式に変換することにより、情報漏えい対策としても有効です。