株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中田明、以下オーシャンブリッジ)は、様々な形式のファイルをWebブラウザ上で高精度に表示する、組み込み型多機能マルチフォーマットビューアの最新版「Brava Enterprise 16.3」(ブラバ エンタープライズ 16.3)を本日リリースし、販売を開始しました。
最新版ではサーバーOSとしてWindows Server 2016に対応したほか、これまでHTMLビューアにて未実装となっていたメニューを追加し、ActiveXビューアと同等のクライアント機能が使用できるようになりました。また、サムネイルを利用して全ページ内容を高速表示できるほか、任意のページを選択・結合して出力するなど、新しいアプリケーションインターフェース(API)の実装によりこれまで以上に快適にご利用いただけるようになりました。
■「Brava Enterprise 16.3」の新機能および強化点
◇Windows Server 2016に対応
サーバーOSとして、Microsoft Windows Server 2016をサポート対象に追加しました。また、Officeファイル変換に使用するアプリケーションとして、Office 2016(32bit)をサポート対象に追加しました。
◇PostgreSQLデータベースに対応
これまでのOracle、SQL Serverに加え、シェアードキャッシュの対象データベースにPostgreSQLを追加しました。
◇HTMLビューアに新メニューを追加
HTMLビューアに「スタンプテンプレート」「テキスト比較用インターフェース」「計測(※)」メニューを追加しました。
(※「拾い出し」機能は将来リリースでの対応となります。)
◇スマートUI
HTMLビューアの表示種別に「スマートUI」を追加しました。見た目にわかりやすく、直観的に、様々なデバイスで共通してご利用いただけます。
◇プレビュー機能
ドキュメント内の全てのページをサムネイルで高速表示できる「プレビュー機能(※)」を追加しました。
(※API機能のため、画面UIは別途作成する必要があります。)
◇マージ機能
複数のファイルから任意のページを指定して画面上で結合し表示できる「マージ機能(※)」を追加しました。
(※API機能のため、画面UIは別途作成する必要があります。)
◇変換ドライバ設定の切り替え
PDFファイルやCADファイルなど、使用する変換ドライバの設定をあらかじめ複数パターン用意し、APIで指定できるようになりました。これにより、任意の条件に応じて異なる変換設定を適用できるようになります。
その他の新機能・強化点についてはWebサイトをご覧ください。
「Brava Enterprise」製品ページ
多機能マルチフォーマットビューア「Brava Enterprise」製品ページ
「Brava Enterprise」について
Brava Enterpriseは、文書・図面管理システムやワークフローのシステム等に組み込むことにより、セキュリティ強化と生産性向上を同時に実現するファイルビューアです。CAD、TIFF、HPGL、Microsoft Office、PDFなど様々な形式のファイルをブラウザで表示し、ファイルの持ち出しを禁止する「禁止設定(ダウンロード、印刷、画面コピー)」、相手にファイルの修正指示をスムーズにする「マークアップ機能」、修正前後の差異をひと目で判別する「差分比較機能」、相手に見せたくない情報をマスキングする「墨消し機能」などの機能を搭載しています。ファイルの部門内や社内共有、さらに関連会社や取引先といった、ファイル共有を行う様々なシーンで活躍するソリューションです。