株式会社オーシャンブリッジ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中田明、以下「オーシャンブリッジ」)は、一般財団法人日本海事協会(本部:東京都千代田区、代表理事会長:坂下 広朗、以下、「ClassNK」)の行う図面の審査作業のシステム化を実現するため、システム開発を担当する株式会社プラムシックス(本社:千葉県千葉市、代表取締役:古山明、以下、「プラムシックス」)の協力のもと、オーシャンブリッジ取扱い製品である文書・図面管理システムに連携するマルチフォーマットビューア「Brava Enterprise(ブラバ エンタープライズ)」と組込み型マルチファイルコンバータ「Blazon Enterprise(ブレイゾン エンタープライズ)」が採用されたことを発表しました。
ClassNKでは 2017年に船舶の図面審査の電子化を計画し、すでに2007年に導入していた図面提出管理システム「NK PASS」のリニューアルを行い、すべての図面審査過程を電子上で行うことを決定しましたが、この図面提出管理システムと連携できるビューアソリューションとして、システム開発を担当していたプラムシックスの協力のもと、「Brava Enterprise」並びに「Blazon Enterprise」 を採用しました。
既存システムである「NK PASS」とシームレスに連携し、紙面上で行っていた図面の審査作業の電子化と電子承認システムを実現しました。
詳細については下記Webページより導入事例をダウンロードしてご確認ください。
【一般財団法人 日本海事協会 Brava導入事例ダウンロードページ】
URL:https://www.bravaviewer.jp/casestudy/classnk.html
■一般財団法人 日本海事協会について
日本海事協会は、ClassNKの通称で国際的に広く知られる船級協会です。船級協会とは第三者の立場で船の検査を行い、船の等級(船級)を認証する第三者機関です。 ClassNKは長年にわたり、船舶の安全と海洋汚染の防止のために独自に規則を制定し、建造中と就航後の船舶がこれらの規則や国際条約に適合していることを証明するため図面審査や検査を実施しています。図面審査や検査が完了した船舶は船級船として登録することができますが、これらの船舶は世界中の保険業界から安全性の高い船舶として認められています。
「Brava Enterprise」について
Brava Enterpriseは、文書・図面管理システムやワークフローのシステム等に組み込むことにより、セキュリティ強化と生産性向上を同時に実現するファイルビューアです。CAD、TIFF、HPGL、Microsoft Office、PDFなど様々な形式のファイルをブラウザで表示し、ファイルの持ち出しを禁止する「禁止設定(ダウンロード、印刷、画面コピー)」、相手にファイルの修正指示をスムーズにする「マークアップ機能」、修正前後の差異をひと目で判別する「差分比較機能」、相手に見せたくない情報をマスキングする「墨消し機能」などの機能を搭載しています。ファイルの部門内や社内共有、さらに関連会社や取引先といった、ファイル共有を行う様々なシーンで活躍するソリューションです。
「Blazon Enterprise」について
Blazon Enterpriseは、OfficeファイルやPDF・TIFFなどの画像データ、CAD図面データなど、様々なフォーマットの各種ファイルを、PDF、TIFFやJPEGなどのフォーマットに変換したり、異なる形式のファイルを集約して新たなファイルを生成するマルチフォーマットコンバータです。文書・図面管理システム、PDM、ワークフローシステムといった様々システムへの組み込みや、最近ではクラウドサービス提供会社のシステムとの連携も増えています。また、独自のセキュリティ機能を持ったCSFという暗号化ファイル形式に変換すれば、情報漏えい対策としても有効です。
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文書・図面管理システムに連携するマルチフォーマットビューア「Brava Enterprise」製品ページ
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