先日、日経BP社の竹内さん(@takeuch)から、「ツイッター仕事で役立つ即効ワザ57」を献本いただきました。
今ではTwitter本はたくさん出版されていますが、この本はタイトル通り、「ビジネスユーザ」を対象に、具体的に使える技を分かりやすくまとめているのが特長。
中でも僕がいいなと思ったのは、Twitterを活用する上での「お作法」や、フォロワーを増やすための「正しいやり方」が書かれている点。
「お作法」というのは、例えば、「フォローや返信の『お返し』は求めない」「会話の『文脈』を把握しよう」など。結構長くTwitterを使っていても、このあたりを理解されていない方がいらっしゃるんですよね・・・。
フォロワーを増やすための「正しいやり方」とは、「フォロワーの多い人に話しかけよう」「ニュースや他の人の発言を紹介していこう」など。ここで僕が「正しい」と書いたのは、反対の「正しくないやり方」が最近目に付くからです。(このあたりの問題意識はブログ「走れ!プロジェクトマネージャー!」の大木さん(@kumaboo)のエントリ「Twitterのフォロワーが増えて、さてどうする?」もご参照ください)
さて、この本に書かれている、こうした「お作法」や「正しいやり方」といったポイントは、Twitterをしっかり活用している人、つまり、ある程度フォロワーさんもいて、普段からTwitter上でいろいろな人と会話をして、人間関係を広げている人には体得的に分かっていることです。いわば「暗黙知」。
でも、使い始めて間もない人には分かりにくく、またきちんと説明される機会が意外と少ないんですよね。そう、体得的、経験的、身体的な「暗黙知」は、客観的で共有可能な「形式知」、つまり文書に変換されないと、人には伝わらないんですよね。
そのTwitterの「暗黙知」を「形式知」化してまとめたのがこの本、と言えるかもしれません。
Twitterを始めたばかりの初心者にも、しばらく使っているけどいまいち楽しみ方が分からないという中級者にも、「Twitterをもっと楽しみたい!」という全ての方にオススメできる本ですよ。
●Amazon.co.jp: ツイッター仕事で役立つ即効ワザ57: 日経PC21: 本
P.S. この本がオフィスに届いた時、その送り状にはこう書いてありました。
「ドキドキするもの」って、一体何だろう・・・、と思いつつ開封してみたら、竹内さんからの献本&出産のプレゼントでした!
竹内さん、ありがとうございました!
★【文化】 『ツイッター 〜仕事で役立つ即効ワザ57』
いつか、米国議会図書館がTwitterの情報をすべて保存すると発表したことがありました。
そんだけ人々の生活に普及したTwitterだけど、使ったことな…