小さい頃から英語を習うより、新しいことを学ぶ力を付けるべきじゃないかな?

オーシャンブリッジでは毎週月曜日の朝、全社でMonday Meetingというミーティングをやっています。そのトピックの一つが、OB Hearts。
OB Heartsというのは、オーシャンブリッジスタッフが大切にすべき価値観で、以下の5つがあります。

●やり抜く意志
やると決めたことは、 あきらめずに強い意志を持って やり通すこと
●主体性
常に当事者としての責任を意識し、自分の頭で考えて 行動すること
●向上心
現状に満足せず、常に自己の 成長を目指すこと
●好奇心
新しいものに対して、 アンテナを張り続けること
●チームワーク
率直なコミュニケーションで お互いを理解し、思いやりを 持って協力し合うこと


Monday Meetingでは、スタッフが毎週持ち回りでOB Heartsの一つの項目に関連して、自分が最近心がけていることや、最近考えたことなどを、自分の経験に照らして話します。
今日は藤森君が「向上心」について話しました。おおざっぱに言うと、

チームのパフォーマンスを向上させるには、メンバー一人一人が共通の目的意識を持つことが大切

ということ。
その話を聞いて、僕は以下のような話をしました。

共通の目的意識を持つことも大事だし、メンバーが自分の役割を果たしチームに貢献し続けるためには、自分自身の能力を向上していくことも大事。
人間、歳を取ると、学ぶのをやめてしまうし、頭が固くなってしまう。過去の経験に安住してしまう。価値を生み出し続けるには、これまでやってきたことを過信せず、外に目を向け、学び続けなければならない。
昨日の夜、テレビ番組に、英語を習える幼稚園に子どもを通わせるお金を捻出しているという主婦が出ていた。
でも、そんなことをしても多分、英語がしゃべれるようになんかならない。普段英語を話す必然性のない子どもに無理矢理教えても、一時的に単語を覚えて口に出すくらいの話(犬を見て「ドッグ」と言えたからと言って、あるいはお腹が空いたら「アイムハングリー」と言えたからと言って、将来英語が話せるようにはなるわけではない)。
それよりも、小さい頃から、「新しいことを自ら学ぶ癖」を身につけることの方が重要ではないか。「自ら学ぶ力」があれば、大人になってからでも、英語なんか身に付けられるはず。
大学受験でも資格試験でも英語でもクリティカルシンキングでもマーケティングでも組織論でもなんでも、自分はどこが弱いのかを客観的に把握し、それを最短距離で身につけるにはどうしたらいいかの方法論を考えて、そして根気よく学習し続けること。
そうした癖を身につけさせることの方が、短絡的に英語幼稚園や英語教室に通わせることよりも重要ではないだろうか。

ちなみに僕自身、小学校2年生の頃から小学校を卒業するまで、英語教室に通っていましたが、もちろん英語なんかしゃべれるようになりませんでした。あ、でも、中学に入ってから、人よりも英語に対する抵抗が少なかったというメリットはありましたね。なお、今英語を使ってビジネスができている僕の英語力の基礎は、大学時代に1年間毎日一日も欠かさず聞き続けたNHKラジオの「やさしいビジネス英語」です。
まあ、うちはまだ娘が生まれたばかりなので、子どもの教育的なことはよく分からないのですが、こんな偉そうなことを言いつつも数年後には、英語を教えてくれる幼稚園に娘が通ってたりして。(笑)

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