この一週間に読んだ本です。ブクログ上での自分用メモ付きです。
この中で特によかった本は、「マーケティング脳 vs マネジメント脳」、「パラダイス鎖国」、「サラリーマンのためのお金サバイバル術」ですね。特に「マーケティング脳 vs マネジメント脳」は、アル・ライズの他の著作と同様に、具体的な事例が豊富で、非常に参考になります。この本で対比されている経営者・マーケティング担当者の両方の立場で、いろいろ考えながら読みました。
今でいう日本のガラパゴス化について書かれた本。日本にもシリコンバレーのような「厳しいぬるま湯」的な環境を作るべき、などシリコンバレーで活躍する日本人コンサルタントらしい具体的な提言が説得力を持って語られている。
タイトルと内容にギャップあり。いわゆる労務管理の本で、就業規則をちゃんと法律を遵守して整備しましょうという内容。というか就業規則はこういう本を読む暇があったら社労士に依頼すべき。そのコストをケチっていたら適法なものはできない。
企業経営の本かと思ったら、それだけではなく、後半はグローバル経済について書かれている。デリバティブに関する説明なども分かりやすく、現代のマクロ経済をより理解するのに役立つ。
前半は比較的よく聞く記憶術に関する内容だが、後半は記憶術から派生して、語学学習やジャグリングなどについて広く書かれており、興味深い。
マンダラ思考を手帳に活用して目標を達成しようという本。マンダラ思考について情報を得たくて読んだが、マインドマップに関する書籍同様、その手法に関する説明は大してページを要しないため、かなりの部分を読み飛ばすこととなった。
岡本さんらしい、現実をありのままに厳しく捉えた上での、お金の使い方、運用の仕方を書いた本。
奇策なんかない、当たり前のことを着実にできるかが勝負だ、という岡本さんの考え方が、いつもの中小企業経営についてではなく、サラリーマンのお金の使い方について書かれている良書。こういう考え方を持っておくことは本当に大切だと思う。
経営陣とマーケターとの思考の違いを対比させながら、マーケティングの様々なトピックについて語っている本。同著者の他の著作同様、具体的な事例が豊富で、分かりやすく説得力がある。
経営者でありマーケティング責任者でもある自分にとっては、非常におもしろく読め、参考になった。