フレディと私の出会いはいつだったのだろうか。
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彼がAIDSで亡くなったのは、私が学生の頃。
今でも覚えているが、サークル(●●●研究会。ここでは言えないが)のたまり場におかれたスポーツ新聞。その一面に、「フレディ死去」の記事。その記事を囲んで、洋楽好きの友達や先輩が騒いでいた。
その頃は、実は「フレディって、誰?」って感じだった。
その後、社会人になった私。
道を歩いていた私の頭の中に、突然、どこかで耳にした「ママ〜、ウ〜ウ〜ウ〜」が鳴り響く。
そう、それは、
フレディ・マーキュリーが歌う、QueenのBohemian Rhapsody。
気になりだしたら止まらない。早速CD屋に行ってGreatest Hitsを購入。
その後、オランダに上司の命令で飛ばされたクライアントの要請で赴任した私。
出勤でもランチでも買い物でも、常に車で移動していた私は、いつも、その車の中で、このGreatest Hitsのテープを聴いていた。
というか、密室で一人なのをいいことに、フレディと一緒に絶叫していた。(特に飲んだ帰り←危ない。いろいろな意味で。)
1年2ヶ月の間、あまりにも何度も聴き続けたため、最後にはテープが伸びて「ママ〜、ウ〜ウ〜ウ〜」が「マぁマぁ〜〜、ウぅ〜ウぅ〜ウぅ〜〜」になっていたんですけどね。
そう、フレディの死後に、残されたメンバーがフレディ生前のボーカル音源等を引っ張り出してきて、演奏を加え、アルバムとして完成させた、Made in Heavenが出たのが、ちょうど僕がオランダにいる頃。
このアルバムに収録されているのは、Made In Heaven、Heaven For Everyone、そしてToo Much Love Will Kill Youといった曲目。死後に発表されたアルバムに収録されたこうした曲たちを、アムステルダムのアパートで、一人で聴いて、なんとも感傷的な気持ちになったのを覚えている。(I Was Born To Love Youも入ってますけどね)
今でも、このアルバムを聴くと、辛いことも楽しいこともいろいろとあったオランダ生活を思い出す。
で、今。
カラオケではBohemian RhapsodyやSomebody To Loveを歌い、週末飲んで帰った夜中には、80インチ大画面+5.1chサラウンドでライブDVDをかけ、 フレディの歌というよりも怪しい動き(激しいマイクさばき&力強いレーロの手の動き&華麗な変則スキップ)の習得に余念のない私(←その後ソファで寝てしまう単なる酔っ払い)。
かなり怪しい33歳。
がんばろう。
◆今日のBGM◆
てことで、朝の電車の中で、
Made in Heaven by Queen
を聴いてきました。ホントに、オランダ時代をいろいろと思い出します。
しかし、こんなことを書いている最中に、J-WAVEから流れてくるのは、マツケンサンバっすか・・・。
てか、J-WAVE的に、マツケンサンバって流してOKなのか?
私も同世代ですが、Queenの音楽をちゃんと聴くようになったのは、最近のことです。同じ時間を生きていたのだから、もっと音楽のアンテナを高くしていれば、実物を見る事もできたのかも・・・と思いつつ、いやいや、フレディの死後十数年たって、ようやく彼の音楽を良いと思えるレベルに来たのだから、やっぱり、「たられば」はないのかもと一人納得しております。