日経コンピュータ「業務を変えるコンシューマーIT」にZyncroと女子医大が登場。

みなさま、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
新年早々、うれしいニュースがありました。しかも、おもしろい偶然とともに。
まず、オーシャンブリッジの提供するクラウド型ソーシャルコラボレーションツール「Zyncro(ジンクロ)」が、日経コンピュータの最新号に取り上げられました。


日経コンピュータ2012/1/5号にZyncroが掲載。特集記事「業務を変えるコンシューマーIT」にて。
日経コンピュータ2012/1/5号の「業務を変えるコンシューマーIT」という特集記事の中で「コンシューマーITの機能を使える企業向けITの例」として、Salesforce Chatter、Yammer、IBM Connections、サイボウズLive、Box、Handbook等とともに掲載されています(48ページ)。
コンシューマー向けのITがエンタープライズ(企業)のITに入り込んでいくという「ITコンシューマライゼーション」の最新動向が、具体的なエピソードを交えて分かりやすくまとめられた記事です。サイトでは記事冒頭が読めますが、全文は誌面にてご覧ください。
そして、おもしろい偶然です。
この同じ記事に、東京女子医科大学病院が脳腫瘍摘出手術にKinect(マイクロソフトのゲーム機Xbox 360の周辺機器)を採用している事例も取り上げられていました。手術中に、執刀医がマウスやキーボードに触れることなく、身振り手振りだけで患者の脳のMRI画像を表示して切り替えることができるという事例です。
僕は昨年7月に、その女子医大で脳腫瘍摘出手術を受けています。つまり、まさに僕自身が経験した事例でもあるわけですね。
このブログでも何度か書いていますが、女子医大は、最先端技術を活用して治療成績を向上させることに非常に積極的に取り組んでいます。特に脳神経外科の僕の主治医の先生たちのチームがメーカー等と協力して開発した術中MRI(オープンMRI)は、脳腫瘍(神経膠腫/グリオーマ)の治療成績を劇的に向上させました。この技術がなければ、僕は5年以上は生きられなかった可能性が高いのです。
術中MRIやKinectの活用など、治療成績向上に向けた女子医大の先生方の探究心には、本当に頭が下がります。そしてそうした先生たちの研究や臨床における取り組みが、こうした形でさまざまなメディアで報道されることは、先生たちに命を救ってもらった一患者としても非常にうれしいです。
僕自身も、このブログを通じて、そうした先生方の取り組みを少しでも広めていければと思っています。
ということで、日経コンピュータの新年号の同じ記事に、自分に関係する情報が2つ掲載されていて、ちょっとビックリ、ちょっとうれしい、2012年のスタートでした。
改めて、今年もよろしくお願いいたします。

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