今日、2014年6月13日は、オーシャンブリッジの13周年の創立記念日でした。
3年前の今日、2011年6月13日、10周年の創立記念日は、僕の頭に脳腫瘍が見つかった日でした。
▼脳腫瘍が見付かるまで(経緯1)
そしてその翌日、横浜市内の脳神経外科の病院に行き、検査をしてもらいました。検査の後、MRIの画像を見た先生から言われました。「腫瘍がありますね」
さすがに驚きました。
そしてこの日は、オーシャンブリッジの10周年の設立記念日でした。
さすがにお祝いどころではありませんでした。
2年前の今日、2012年6月13日、11周年の創立記念日は、平穏な日でした。こんなことをブログに書いていました。
▼治るという前提で脳腫瘍になった〜病気発見からの一年間に起こった幸運と、病気の意味
一年前、10周年の設立記念日のちょうどその日に病気が見つかってから、いろいろな幸運に助けられて、今の自分があります。今日はその幸運と病気の意味について書いてみたいと思います。
もしタイムマシンで、数年前、つまり病気になる前にさかのぼって、脳腫瘍になる人生とならない人生を選べるとしても、僕は脳腫瘍になる人生を選びます。ここに書いたように、それによってしか得られなかったものがたくさんあるからです。
昨年の今日、2013年6月13日、12周年の創立記念日は、白血病・悪性リンパ腫の治療のために虎の門病院に入院していました。5月13日の入院からちょうど1ヶ月でした。
▼退院しました(その2)僕の病気について〜白血病 / 悪性リンパ腫
最初に、国立がん研究センター中央病院でこの病気だと診断された時、僕が医師に最初に聞いた質問は、「5年生存率はどのくらいでしょうか?」というものでした。答えは「標準治療が確立されており、40%程度です」というものでした。
▼虎の門病院の血液内科に入院:白血病・悪性リンパ腫闘病記(6)
2013年5月13日(月)に、僕は虎の門病院の血液内科に入院しました。
入院当日の朝、保育園に行く娘に、「パパは病院に行ってくるね。パパもがんばるから、パパがいない間、◯◯もがんばってね」と言ったら、気丈にも「うん」と頷いていました。
それから玄関でギュッと抱きしめてから、保育園に送り出してあげました。
この日も当然、お祝いどころではありませんでした。
そして今年、2014年6月13日、13周年の創立記念日は、久しぶりにオーシャンブリッジのオフィスに行ってきました。
急遽退職することになったスタッフとのランチや、社長の持木君たちとのミーティングなどをしてきました。
いつものように、会社のみんなには、お菓子を持っていきました。僕が療養に専念できているのも、会社のみんなのお陰です。せめてものお疲れさまの気持ちです。
横浜のお菓子、「ありあけハーバー」は、スタッフ(特に女性スタッフ。笑)に喜んでもらえたようです。こちらの営業部のブログをどうぞ。
▼お菓子たくさんもらいました!|オーシャンブリッジの営業活動日記
今日は会長の高山が出社し、持木と打ち合わせをしたりしていました。最近、高山が来るときはいつもお菓子を持ってきてくれるんですよ。ホントにありがたいです。もちろん、社員にも大人気。いつもお菓子はすぐになくなります。
えーーっと、今日のお菓子はなにかな・・・。
大きな手提げ袋から箱を取り出したEさん、「あ、よこはまハーバーだ!」。
「あ!CMやってるやつだ!」などあちこちから声が。
今日はオフィスではお祝いのイベントはなく、来週、会社のみんなでシュラスコを食べに行く予定です。僕も久しぶりに参加する予定です。
来年の創立記念日も、再来年も、その先もずっと、今日のように平穏な一日を送りたいと思います。
あ、家内と娘が家に帰ってきました。