おとといの金曜日から、昨日の土曜日にかけて、役員合宿のために、逗子に行ってきました。
今回の合宿の目的は、オーシャンブリッジが5年後にどんな会社になっているのかというビジョンと、その実現のための事業計画の土台を作ること。
こういう重く大きなテーマは、きちんと時間を取って集中的に議論する必要があるのと、また日常の業務から離れた環境で頭をフリーに使って考えた方がよいということから、東京を離れて合宿形式でディスカッションします。
で、今回は、
取締役Y氏が見付けた、逗子にある湘南国際村センターというところで開催。
車で行けば意外と近く(横浜の僕の家からは40〜50分程度)、また、施設も非常に快適で、なかなか気に入りました。
金曜日の昼頃に集合し、夜8時過ぎまで、ずっとミーティング。
今回は、ラベルやポストイットを活用したとある手法を使って、現状の経営でどんな問題点があるのか、それをそのままにしているとどうなってしまうのか、あるべき姿はどうなのか、それを実現するためには何をやっておくべきなのか、といったことを、かなり突っ込んで明確にしていきました。
この手法、僕は何度か社外で経験してきたのですが、他の二人にとっては初めての体験。
簡単そうに見えて、非常に頭が疲れるんですね。Y氏は「脳みそが汗をかいた」と言ってましたが、それだけに、かなり問題認識が深まり、やるべきことの方向性が明確になりました。
で、予定を大幅にオーバーして、一日目のワークは終了。
何とか、一日目にやりたいことは一通りできました。
で、タクシーを呼んで、逗子駅方面に移動。
逗子在住の僕の友達に電話で教えてもらった居酒屋に。
見るからに地元の大衆居酒屋と行った風情のその店。
最近の焼酎ブームや日本酒ブームなどお構いなしで、焼酎も日本酒も、一種類しか置いてない。
で、肉じゃがやぶりかまなどをつまみつつ、安い日本酒や焼酎お湯割りなどを飲み、昼間に引き続いていろいろな経営課題などを議論。
で、逗子は夜が早いのか、その店は11時で閉店。
やむなく逗子の街に出てみるが、開いている店はほとんどなし。
追い込まれた3人。
しかしここで、Y氏の行動力が光る。
「こういうときはあそこに行くのが一番」と彼が駆け込んだのは、駅前の交番。
なんと警察の人に、この時間でも開いているカラオケのある店を聞き出すという行動に。
首尾よく店を聞き出したY氏。
「でも、どうもボックスではなくスナックらしい」というその店に向かう途中で、結局、ラッキーにもカラオケボックスが見付かる。洋楽を中心にひとしきり歌う。
・・・翌朝。
お昼までの時間で、二日目のワークです。
今日は、昨日の作業をベースに、事業計画に盛り込むべき具体的な施策を上げていきます。やはりポストイットを使って各自で上げた項目を、みんなで集約していきました。昨日の作業により、3人の間で共通の問題認識が持てているので、あとはそれを具体的な計画に落とし込んでいくだけです。
事業計画は、表面的に作ろうと思えば、数字の遊びを含めて、いくらでも紙に書いていくことはできます。が、それでは魂がこもりませんし、そのため、実現性も低いものになってしまいます。今回は、一日目のかなり深い作業により、深い現状認識と今後やるべきことの共有ができているので、魂のこもった中期計画が完成できそうです。
ということで、中期計画については、今回の合宿ではここまで。これから、4月までに、更に役員の間で詳細化していきます。
その後、最後のアジェンダとして、短期的な新製品立ち上げ体制についても議論。
続々と予定されている新製品のリリースに伴い、いくつか手を打つ必要があり、それを議論しました。
これも具体的な方向性が見えたところで、ちょうど終了時間の正午に。(というか少しオーバーしましたが)
何とか、やるべきことが全て出来て、非常に充実した合宿となりました。
よりよいオーシャンブリッジをどう形作っていくのか。
今後、中期計画を詳細化した上で、春には全社合宿を行い、スタッフとの間でもビジョンの共有を図っていきたいと思っています。
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