昨日、グリオーマの患者仲間の友人から、下記の記事を教えてもらいました。
▼「もしも、一つだけ願いが叶うとしたら?」がん患者と健康な人に、同じ質問をした結果・・・ | TABI LABO
「もしも一つだけ願いが叶うとしたら?」
これは、ある社会実験で使われた質問です。
壁で区切られた部屋に二人が座り、同じ質問に答えてもらいます。お互いにどういう人が隣に座っているかはわかりません。ただし、左側に座っている人はガンを患っている人です。
健康な人の答えとがん患者の答えは大きく異なっています。
最初に答えるのは、右側に座っている健康な人たちです。(中略)主に、仕事や旅に関する欲求が強いようです。しかし、左側に座っている人たちは違います。
左側にいる人たちは、もっと些細な日常の出来事に幸せに感じるようです。
がん患者さんのお話を一部抜粋します。
4人の子どもたちには、幸せな生活を送ってほしい。
この世にあるすべての病気の治し方が、発見されること。
一度だけでもいい。自分の足で歩いてみたい。
毎朝起きて、妹の笑顔が見れること。
私の人生で最も嬉しい時は、当たり前の小さなことに感謝できる時。
娘たちが元気にしている姿を見ると、とても幸せ。
お母さんが、私のことで心配にならないことが一番嬉しい。
がん患者さんの言葉には非常に共感できます。僕も、目の前の当たり前の日常が本当の幸せだと感じながら、毎日を過ごしています。
自分が同じ質問をされたらどう答えるか、考えてみました。
「もしも一つだけ願いが叶うとしたら、何をお願いしますか?」という質問に対しては、「病気が再発せず、娘の二十歳の誕生日を家内と娘と僕と三人でおいしいお酒で乾杯してお祝いすること」と答えます。
「あなたにとって幸せとは?」という質問に対しては、「家族三人で笑って過ごす時間」と答えます。
元の記事の最後にあるメッセージです。
「私たちは、人生を失ってしまう状況にならないとその大切さに気づくことができない」
「一つひとつのことを大切にすれば、その時が来た時にも受け入れられるはず」
その通りだと思います。
元の記事にはこのインタビューを収めた動画も公開されています。僕と同じ白血病(Leukemia)の患者さんが数名、悪性リンパ腫(ホジキンリンパ腫、Hodgkin’s lymphoma)の患者さんが一名いらっしゃいました。
詳しくは元の記事と動画をご覧ください。
▼「もしも、一つだけ願いが叶うとしたら?」がん患者と健康な人に、同じ質問をした結果・・・ | TABI LABO