コピ・ルアク:世界で最も高価なコーヒーを飲んだ感想

先日、コピ・ルアクを飲む機会に恵まれました。「一杯8,000円」とも言われる世界で最も高価なコーヒーです。
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Wikipediaにはこのように書いてあります。
▼コピ・ルアク – Wikipedia

世界で最も高価なコーヒーとして知られており、500グラムにつき300から500米ドルの価格で販売されている。

このように、非常に高価で希少なコーヒーです。
先日、いつもお世話になっているカフェ カルディ(綱島)のマスターが、お客さんから海外出張のお土産にこのコピ・ルアクをもらったとのこと。「ちょっと淹れてあげるよ」ということで、お言葉に甘えて飲ませていただきました。
まず口に含むと、一瞬、酸味のようなものを感じます。でもすぐに、それが実際は甘味であることに気付きます。上品でまろやかな甘味です。
その甘味が、飲み込んだ後もしばらく口の中に残ります。そのこってりした後味は、まるで高級なバターのようです。
甘味とともに、深いコクも感じられます。そして少しずつ冷めていっても、甘味とコクは変わりません。冷めても酸味が強調されることはありません。
明らかに他のコーヒーとは違う味わいでした。こんなコーヒーはこれまでに飲んだことがありません。
コピ・ルアクにも、産地や製法にいくつかあるようです。マスターが説明してくれたところによると、今回のコピ・ルアクは、中でも最高級のものとのこと。以下、マスターの説明。

産地はスラウェシ島。野生のジャコウネコではなく、飼育されているジャコウネコに、トラジャの実のみを食べさせて生産している。製法はフルウォッシュ。

このコピ・ルアクの豆を、マスターが店で焙煎して、サイフォンで淹れてくれました。マスターによると、焙煎では深煎りになりすぎない程度に芯まで火を通すことにより、冷めても味が変わらず、酸味が出ることもないとのこと。ここはマスターのこだわりのようです。
僕がコピ・ルアクを知ったきっかけは、2年前に白血病・悪性リンパ腫で入院中にベッドの上で見た映画「最高の人生の見つけ方」でした。この映画で、末期がんに侵された大富豪(ジャック・ニコルソン)が病室で飲んでいました。まさかあのコーヒーを自分が飲む機会に恵まれるとは思いませんでした。
さてこのコピ・ルアク、なぜこんなに高価なのか、なぜ希少なのかは、その製法に秘密があります。が、ちょっとここに書くのははばかられるので、上記のWikipediaあるいは以下のリンク先をご参照ください。
▼【珈琲】インドネシアの珈琲の王様コピルアク。一杯8,000円、最高級の秘密とは – NAVER まとめ
このコピ・ルアクの秘密を娘(5歳)に話したところ、

「おしりの匂いがするの?」

と聞かれました(笑)。
もちろんしませんでしたよ(笑)。

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