MRI検査が仮想現実でリラックス空間に?

昨日、こんな記事を見つけました。
▼MRIの中が“広々とした空間”に 東芝、閉所感を解消するVR技術 – ITmedia ニュース

東芝と東芝メディカルシステムズは11月30日、MRI(磁気共鳴画像装置)の内部に映像を投影し、閉所感を軽減するVR(仮想現実)技術を発表した。騒音低減技術などと組み合わせ、早期の実用化を目指す。


僕も脳腫瘍が見つかってから何度も何度もMRI検査を受けています。現在は3ヶ月に1回のペースで脳のMRI検査を受けています。白血病・悪性リンパ腫が見つかったのも腰のMRI検査でした。
頭のMRIは、狭い空洞に頭から突っ込まれるので、検査前に「狭いところは大丈夫ですか?」「閉所恐怖症ではありませんか?」と聞かれます。人によってはその圧迫感に苦痛を感じられるのだと思います。そうした苦痛を軽減するのが目的のようです。

装置の後方に設置したプロジェクターから、ボア(トンネル部分)内のドーム型スクリーンに映像を投影。患者が内部のミラー越しに映像を見ると、目の前に巨大な仮想スクリーンがあるかのように感じられるという。水中や自然の映像を流し、患者の閉所感を少なくする狙いだ。

これはおもしろそうですね!僕自身はMRI検査を狭くて怖いと感じたことはないのですが、目の前に巨大な仮想スクリーンが現れて水中や自然の映像が流れるというのは、純粋におもしろそうですね。3Dシアター的な感じで。
なお僕が初めてMRIを受けたときは、その狭さというよりも、その轟音にビックリしました。工事現場のような轟音だと思いました。今ではその轟音にも慣れてしまって、逆に瞑想のような状態になってリラックスしてしまうのですが・・・。
▼MRI検査の轟音による瞑想・リラクセーション効果?:白血病・悪性リンパ腫闘病記(27)|オーシャンブリッジ高山のブログ
今回の技術は、「騒音低減技術などと組み合わせ、早期の実用化を目指す。」とありますので、その轟音も軽減されるようですね。確かに目の前に水中の映像が流れていても、耳から轟音が入ってきたら台無しですからね・・・。
術中MRIを開発した東京女子医科大学病院で早く採用されるといいなあ。

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