昨日は虎の門病院での白血病・悪性リンパ腫の診察日でした。前回の診察から3週間ぶりです。
いつものように、血液検査の結果を見て、維持療法の抗がん剤の量を検討します。
血液検査の結果はこちら。
肝臓の数値
・GOT 43(前回 21)
・GPT 77(前回 44)
・LD 312(前回 238)
このように、肝臓の数値は全て前回より上昇し、全て基準値を超えてしまいました。
血球の数値
・白血球 2.6(前回 2.4)
・血小板 132(前回 208)
白血球は微増ながらも依然として低め、血小板は前回の大幅増から一転減少となりました。
前回の診察では抗がん剤の量は変更していません。維持療法の標準量の50%を維持しています。それでも肝臓の数値は上昇し、血小板は減少しています。GY先生も「抗がん剤の量は変えていないんですけどね・・・まあしょうがないですね」という感じです。やはり抗がん剤の量の増減だけではない要因もあるのでしょう。
ただいずれも基準値を外れてはいるものの日常生活では問題のないレベルですので、引き続き維持療法については現在の抗がん剤の量(ロイケリン、メソトレキセートとも標準量の50%。他にプレドニゾロンも)で継続することになりました。
血液検査の結果については、他にも赤血球やヘモグロビンなどもこれまで同様基準値より低く、貧血状態が続いています。これも維持療法中はやむなしです。
最後に次回の診察日の予約をしました。抗がん剤の量を変更しなかったことと、特に体調も問題がないことで、通常であれば3〜4週間後に入れるところですが、ちょうど年末の休みに入ってしまうことから、5週間後の年明け1月6日としました。35日後となりますが、一点問題が。
一部の薬は30日分しか処方してもらえません。5日分足りなくなります。その薬の飲み方の調整などもGY先生と相談しました。これを機会に一部の薬を減らしてみる方針です。
また、次回の診察まで年末年始を挟んで少し間が空くということで、GY先生からは以下のような話もありました。
次回の診察までにもし何かあれば連絡してください。私も曜日によっては外来に出ていますし、そうでない曜日でも病院にはいるので対応できます。また年末年始も救急は受け付けています。
こういったお話は、当たり前のようではありますが、患者としては非常に安心できます。体調のよいときはいいのですが、高熱を出したりして体調を崩すと、状態によっては非常に不安になります。それが年末年始の休み期間中だとなおさらです。いつでも診てもらえるという安心感は大きいものです。
さて今回も、血液検査が終わってからGY先生の診察までの待ち時間に、病院を出て近くのスターバックスで一時間ほど過ごしました。
病院は、行き帰りもそうですが、待ち時間の長さのために精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。狭いロビーで、他の患者さんと肩を寄せ合うように順番待ちをするのは、思った以上に負担になっている気がします。
病院の待合ロビーでは、周囲の人々は(自分も含めて)みんな病気を抱えながら、長い時間診察を待っています。肉体的には病気を、精神的には診察前の不安を抱えています。あまりポジティブな空気にはなりませんよね、当たり前ですが。
そんなことを、病院を出てしばらくスタバで過ごすことで、改めて考えました。