一昨日の夜、娘が家内のいない隙に、小声で話しかけてきました。
ねえパパ、最近ママが元気ないから、明日の夜はパーティで元気だしてもらお!
最近ママは仕事が忙しいのかお疲れ気味。それを心配した娘のサプライズの提案です。
パパはママが好きなものをおかずに買ってきてくれる?あとご飯のときにかける音楽も、ママが好きなのにしてね!わたしはメッセージを書いておくから!
と言います。僕は「分かった。じゃあママが好きなお刺身を買ってこよう。音楽は小野リサがいいかな」と言うと、「いいねー!」とのこと。
そして
ママには絶対に言わないでね!
と念を押されました。
そして昨日。約束通りお刺身を買って帰り、冷蔵庫に買い物袋ごと保管。お刺身は、いただきますをしてから、娘が合図したら二人で一緒にテーブルに出そう、ということに。
そして夕飯がスタート。娘が小声で「パパ!」と合図を送ってきたので、冷蔵庫からお刺身を出して娘が「これでいいよね?」と選んだお皿に手早く盛りつけ、二人でテーブルに出しました。
ママは
うわあ、うれしい!ママがお刺身が好きだから用意してくれたんだね!
と大喜び。
さらに娘がメッセージの書かれた横断幕を出してきて、二人で広げました。そこには
ままはやくげんきになって
のメッセージが。娘が朝5時半に起きて一人で作ったようです。
これでママへのサプライズは大成功。
・・・と思ったら、サプライズはまだありました。
娘がまた別の部屋に行って戻ってくると、その手には
ぱぱはやくげんきになって
のメッセージ。これには僕もビックリ。僕がここ数日、風邪をひいて寝込みがちだったのを心配してくれたようです。
つまり娘は、パパとママの二人を相手に、同時並行でダブルのサプライズを用意していたということです。お互いに秘密を守ってもらいながら。
子どもながらすごい企画実行能力だと感心してしまいました。
それから改めて三人で乾杯をしてご飯を食べました。パパとママは、地元神奈川のクラフトビール、サンクトガーレンの湘南ゴールドと、お刺身に合わせて買ってきたママの好きなヴィオニエ種の白ワインとをいただきました。
娘の企画で楽しい夜となりました。子どもには本当に驚かされることばかりです。