先日、家内のお誕生日のお祝いで、いつもお世話になっている恵比寿の葡萄酒房allee(アレ)に行ってきました。
今回のサプライズはバラのバスケットです。乾杯のときに、alleeの並木ママに持ってきてもらいました。
いきなりの予想外のバラの登場に、家内もビックリして喜んでくれました。
このバラは娘が「ママにはこれがいい!」と選んだものです。ピンクのバラにすること、花束ではなくバスケットに入ったアレンジメントにすること、そして乾杯のときに出してもらうことなど、娘と話し合って決めました。
もちろん娘には「お花のことはママには秘密だよ!」と言っていたのですが、今回はサプライズは大成功でした。
一年前、うれしくて楽しくて秘密を守れなかった娘のことを考えると、成長を感じます。さすが小学一年生さん!
さらに娘からは手作りのどんぐりペンダントや鉛筆もプレゼント。以前から娘が用意してママに見つからないように隠していたものです。
そして僕が選んだクラシック音楽の入門書もプレゼント。家内は最近クラシックにはまっているようで、この前日には3人でNHKホールにワレリー・ゲルギエフ指揮のマリインスキー劇場管弦楽団を聞きに行きました。そうした背景もあり、よりクラシックを楽しむための本をプレゼントしました。
食事がひと段落した頃、娘が吉田シェフから呼び出されました。あれ?と思っていると、娘は、ろうそくに火の灯ったデザートプレートを大事そうに持って戻ってきました。
娘が持ってきてくれるとは、打ち合わせになかったので僕もビックリ。もちろん家内もビックリ。この日2つ目のサプライズは、alleeのみなさんの心憎い演出によるものでした。
デザートも食べて満足すると、娘は今度は勝手にカウンターの椅子に登って、厨房の中の様子を観察し始めました。料理を作るところを見るのが楽しいようです。
そして何やらシェフの吉田さんやカンちゃん、並木ママと楽しそうにおしゃべりしています。娘が大きくなったときのバイト先は決まりですね(笑)。
娘は吉田さんから名刺までもらっていました。「高山さんにも渡したことないよね」と吉田さんは笑っていました。
デザートを運んだり、厨房のみなさんとおしゃべりしたりと、alleeの仲間に入れてもらったことが娘は相当楽しかったようで、帰り道でも次の日にもそのときのことをうれしそうに話していました。alleeのみなさん、ありがとうございました!
こうして、家内の誕生日は、娘の成長も実感できる幸せな日となりました。本当にありがたいことです。
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