鈴木康友さんと再会/麻薬減量その後

先週、虎の門病院に行ってきました。
急性骨髄性白血病の定期検査と診察です。
鈴木康友さんと2

鈴木康友さんと再会

この日、採血を終えて、診察室のあるフロアに着いたところで、偶然にも元プロ野球選手の鈴木康友さんと再会しました。
5月に開催された患者会の「虎の門13会」でお会いして以来です。
▼虎の門13会:命を賭けた患者と命を救った医師との再会の場
その13会の様子はテレビでも放映されましたので、ご覧になった方もいるかもしれません。
▼元巨人の鈴木康友さんの虎の門13会参加がテレビに/奥様の笑顔の落差
その後、康友さんとはTwitterではやり取りがあったのですが、お会いするのはこの日が2回目です。担当の先生が同じということもあり、励まし合ったり、連絡先を交換し合ったり。
せっかくなのでセルフィーでツーショットも撮りました。
現役プロ野球選手も多数登場する鈴木康友さんのツイッターはこちら:
▼鈴木 康友(@Yasutomo_76)さん / Twitter

麻薬減量のその後

さて湯淺先生の診察です。
まず、忘れないうちにと先日の海外旅行のお土産をお渡しした後、近況報告です。
旅行中に風邪をひいた件などなど報告事項はいろいろあったのですが、一番の懸案は、前回の診察でトライしてみることにした、麻薬の減量の件です。麻薬というのは、帯状疱疹後神経痛の痛みを抑えるために飲んでいる医療用麻薬のオキノーム、オキシコドンです。
前回診察時のブログ記事にも書いたのですが、結局、カロナールでは帯状疱疹後神経痛の痛みは抑えられず、レスキュー(頓服)で飲んでいるオキノームはやめられませんでした。
結果として、朝晩のリリカは増量したまま、痛みが強いときにはオキノームをこれまで通り一日3〜5包飲んでいました。
以上の状況を湯淺先生に報告。湯淺先生も、「リリカとカロナールで痛みが抑えられないなら、一旦元に戻しましょう」とのこと。オキノームに加え、朝晩のオキシコドンも復活しました。
しかし次の手が難しいです。過去には、ペインクリニックが有名なNTT東日本関東病院で、神経ブロック注射に始まり、抗うつ薬や抗てんかん薬などにもトライし、いずれもあまり効果がなかったという経験があります。
▼ペインクリニックを急遽受診/抗うつ薬・抗てんかん薬と神経痛
そのことを湯淺先生に伝えると、

そのころと、さい帯血移植を経験した今では、薬の効き方も変わるかもしれません。
虎の門病院にも痛みの専門家の先生がいます。その先生のおかげで、麻薬をやめられた患者さんもいます。

とのことで、次回の診察の際に紹介してもらうことになりました。それまでは、オキノームとオキシコドンを復活させた今の状態で様子を見ていきます。
これは期待が高まります。
結局、痛みが増強すると頓服でオキノームを飲んで痛みを抑える、という生活は、痛みのない生活とはほど遠いんですよね。常にある程度の痛みがあり、それが我慢できないほどになるとオキノームを飲む、ということなので。
帯状疱疹後神経痛になってから早いものでもう6年です。
今後、何らかの薬が効いて、少しでも痛みが弱まってくれるとうれしいです。
なお、今回も血液検査の結果は問題ありませんでした。
それだけでも感謝しないといけないですね。

先輩をお見舞い

診察後、虎の門病院に入院しているF先輩の病室にお見舞いに行きました。
虎の門病院の新病院開業後、入院病棟に行ったのは初めてだったんですが、旧病棟とのギャップに驚きました。もちろん、いい方向のギャップです。
広い。明るい。
デイルームは建物の角なのか二面に窓があって明るく開放感があり、本当にどこのホテルかと思うくらいでした。
その明るいデイルームで、F先輩と2人、生と死などについて思いがけず深く話し込んでしまいました。
がんを経験し、自分の命と向き合うことで、初めて見えてくることや、初めて気づくことは、たくさんあります。
そんなことをあれこれと語り合ってきました。
痛みのコントロールを含め、これまでの治療の後遺症やGVHDなど、いろいろありますが、何よりも、今日を生きていられることに感謝です。

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