メーラをOutlookからThunderbirdに乗り換え。 - オーシャンブリッジ高山のブログ

この間の日曜日、長年の懸案だった、OutlookからThunderbirdへのメーラの移行をようやく実施しました。
Becky→Eudora→Outlookと乗り継いで、ここ数年は、仕事用のメーラとしてはずっとOutlookを使っていました（プライベートはGmail）。
以前はメールだけでなく、To Doの管理や、スケジュール管理もOutlook。Outlook−Palm間、Outlook−グループウェア間でSync（同期）して使っていました。その頃は、メーラはOutlookしかない！という感じ。
が、ここ最近は、Outlookは純粋にメーラとしての利用だけになっていました。To Do管理はcheck*pad.jpに移行。携帯からもTo Doリストを確認できるし、飲み会の席で新しいTo Doを思い付いても携帯からメールを送るだけで登録できるし、すごく快適です。
そしてスケジュール管理は、純粋にグループウェアだけになっています。今オーシャンブリッジで使っている某グループウェアの某ASPサービスとOutlookをSyncするソフトで、数ヶ月前に不具合が発生して同期がうまくいかなくなったのをきっかけに、同期なんか取らずにグループウェアだけでいいやと割り切ってしまいました。これまた携帯からも確認できるので、夜寝る前とか朝起きてすぐとかに、スケジュールを確認したりしています。
ということで純粋にメーラとしての利用に限られていたOutlook。数年間の蓄積で、常にデータファイル（.pst）ファイルは上限ギリギリの2GB弱。警告が出る度にアーカイブを繰り返し、アーカイブファイルも数GB分。
このように大切なメールのデータが全て一つの.pstファイルに集約されていることの怖さ（このファイルが壊れたら・・・）や、RealSyncを使った外部HDDへのバックアップ時間の長さ等もあり、いずれはThunderbirdに・・・とここ数ヶ月考えていました。隣の席の山下さんも大分前に移行してるし。でもやっぱ面倒、という思いも。
が、特に最近、スパムフィルターとして使っているPOPFile経由でのメールの受信が非常に重くなってきたり、Outlook自身の挙動がおかしくなってきたり（アドレス帳が開けない等）といったこともあり、そろそろやばい！ということで思い切って移行することにしました。
Thunderbirdをインストールし、夜中にインポートを走らせて、直近のアーカイブデータも含めて4GB弱のメールデータをOutlookから移行。思ったよりスムーズに移行完了。でも、フォルダ毎の未読・既読情報は移行されないので、そこは手作業で一件一件のフォルダごとに既読に。
また、メッセージフィルタ（メール自動振り分け設定）も移行されないため、これは一件一件手作業で設定（継続中）。
ということでまだ使い始めて2日ほどなのですが、すばらしく快適ですね。気に入ったポイントとしては、
●軽い！（特にPC起動直後の大量メール受信が、Outlook＋POPFileに比べて軽い！）
●バックアップが短時間で完了！（Outlookのように2GB近くのファイル丸ごとではなく、更新されたメールフォルダのファイルのみをバックアップするため、速い！）
●タグが使える！（Gmailのようにタグ（ラベル）だけでなく従来のフォルダ管理ももちろん可能）
●いろいろカスタマイズできる！
といったところ。カスタマイズについては、続々とアドオンをインストールしてどんどん使いやすくしています。今インストールしてあるのは以下のアドオン。
●TB QuickMove（キーボードショートカットでのメール移動）
●FoxClocks（ステータスバーに世界の都市の時間を表示。Firefoxでも使ってます）
●QuoteCollapse（引用部分を折りたたみ表示）
●quotecolors（引用部分の色を変更）
●Headers Toggle（hキーでメールヘッダの詳細を表示）
●MinimizeToTray（最小化時にタスクトレイに格納）
●Signature Editor（署名エディタ）
●Rulerrrrr（ルーラー機能）
●Everyday（日付フォーマット変更機能）
なお、アドオンに関しては、以下のサイトなどを参考にさせていただきました。
Thunderbird を使いやすくする 8 つのキラーアドオン + α – World Wide Walker
引き続き、良さそうなアドオンやカスタマイズTipsを見付けて、使いやすくしていきたいと思っています。
この楽しみはOutlookには無かったですからねー。楽しいです。

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