実は黙っていましたが、ここ一ヶ月ほど、入隊していました。
そう、ビリーズブートキャンプでございます。
そして今日、人間ドックがあり、つい先ほど終了いたしました。
結果が今、手元にございます。
今思い起こすと、ビリー隊長に入隊し、今日のこの日を迎えるまでには、いろいろな試行錯誤(というか迷走)がございました。
(回想シーン その1)
数年前の健康診断。
当時、家にアサヒスーパードライのビールサーバーを備え(今もあるが)、毎晩のように奥さんと二人で生樽を空け、金曜日の夜に友だちと飲みに行けば、3次会のカラオケまでずーっと生ビールを飲み続けて「ビール星人」と呆れられていた僕。
診断結果を見た先生から、「このままだと痛風になりますよ」と宣告を受ける。
げ、健康診断で×が付いたのは初めて・・・ショック。
その後のある晩。地元横浜某所、行きつけの宮崎地鶏の店のマスターに、「尿酸値が高いって言われちゃいました」と言ったら、マスター曰く、「高山さん、焼酎がいいよ、焼酎。特に芋焼酎ね。ビールなんかより身体にいいよ」。
それからというもの、好きなビールは一杯だけ、後は芋焼酎、というパターンに。最初はビールをもっと飲みたいとか思ったものの、徐々に芋焼酎にはまり、「水なんかで割っちゃもったいない」とロックでがぶ飲み。
・・・そして一年後。
(回想シーン その2)
再び健康診断。
ビールを我慢したんだからと、尿酸値の改善を期待する僕。
しかし先生が言ったのは、予想に反するこの言葉。
「あー、これ、飲み過ぎですね。ほら、この肝臓の数字」
・・・え?
「あと、尿酸値も相変わらず高いですね。アルコール、控えてくださいね」
・・・げげげ。
結局、ビールは控えたものの、よりアルコール度数の高い芋焼酎をロックで飲み過ぎた結果、今度は肝臓の数字が急上昇。
しかも、そもそも尿酸値にはビールだけが悪いのではなくアルコールそのものが悪いということから、尿酸値も下がらず。
ということで肝臓&尿酸値のダブルパンチ。
・・・でも、酒だけはやめないぞ、と思って、尿酸値についていろいろ調べる。
結果、「水を激しく飲んで尿で尿酸を排出すれば尿酸値は下がる。目安は一日2リットル」という情報を得る。
よっしゃ、水だ水、ということで、朝から日中から夜から、水をがぶがぶ飲む生活に。
・・・そしてまた、一年後。
(回想シーン その3)
結果を見た先生いわく「尿酸値、下がってますねー。これ、正常値ですよ」。
やったー! ついに努力(つっても大したこと無いが)が実りましたよ。しかし・・・
「でも、肝臓は相変わらずですねー。アルコール、控えてます?」
・・・やっぱそっちはダメか。
しかし酒はやめられず、肝臓の数字が高止まりしたまま数年が過ぎる。
そして一年前の健康診断。今度は別のダブルパンチが・・・。
(回想シーン その4)
先生が開口一番「ここ3年間、体重も体脂肪率も増加傾向ですねー。これ以上体重増やさないでくださいね」。
・・・え? 増加傾向っつっても、全然標準体重より少ないじゃん。
「いや、標準体重より少ないからいいんじゃなくて、傾向として増えていることが問題なんです。今の状態を維持するように」
えーーー。
「あと、肝臓ね。アルコール、そろそろ控えないと、将来飲みたくても飲めなくなりますよ」
・・・むぅーーー。
このとき、僕は心の中で誓ったのです。
「見てろよ、一年後の健康診断を!!! 絶対に、何一つイチャモンを付けられないような結果を叩き出してやるー!!!」(別に先生はイチャモン付けてるわけじゃあないんですがね)
ということで、その後、ついに禁断の休肝日を設定することに。
大学4年の頃から十数年、毎日(正確には一年のうち360〜363日程度)、家でも外でも必ず酒を飲む生活を続けていた僕ですが、
「家では酒は飲まない」
ことを決めました(巻き込まれたうちの奥さん(酒好き)はいい迷惑)。
結果、週に2〜3日は酒を飲まない生活に(まあ逆に言えば週に4〜5日は外でガブガブ飲んでるわけですが)。
そして体重については、以前より続けていたジムを引き続き継続。でも、平日はなかなか行く時間が取れず、どうしても土日のどちらかに行くのが精一杯。体重も体脂肪率も横ばいに。
そうした中・・・
(回想シーン その5)
今から一ヶ月前の夜。オフィスでのHさん(通称まゆりん)との会話。
「もうすぐ健康診断なんだけどさー、なんか体重も体脂肪も横ばいなんだよねー」
「やっぱビリーじゃないですか、ビリー。なんか日本にも来てるみたいだし」
・・・ということで(本当にこんな会話だったかは不明)、即、ネットで探しまくって、少々割高なものの、即納のビリーズブートキャンプエリート(字幕なんか無くたっていいや)を見付けて購入。
で、届いた日から、毎日のようにワークアウト。
平日も、仕事が終わって11時とか12時に帰ってから、ビリーをやって、シャワーを浴びて、ご飯をもりもり食べて、2時とか3時に就寝。
ビリーも、最初はものすごく苦しくて、45分終わったときには立つのもやっとだったものの、徐々に身体も慣れてきて、体重も低下傾向となり、しめしめ。
とかやってたら今度は体調を崩す。「健康のためなら身体をこわしてもいい」と周囲に言いつつビリーは続けていたものの、いつも体調を崩すとできる鼻ニキビ(というか年齢的に正しくは吹き出物か)ができ、全身がだるい。そしたらうちの奥さん曰く、
「人間は、夜の11時から1時の間は免疫力を回復する時間だから、身体を休めなきゃダメなんだって」
だと。
まさにその時間が僕のビリータイム。そして鼻ニキビ(吹き出物)は、まさに免疫力低下の結果。ということで見事に「11時から1時は免疫力回復タイム」であることが証明されたため、その時間のビリーはやめて、朝、出社前や、夜、早めに帰れたときにやることに。
さらに、せっかく運動しても、夜中の1時とか2時にライスをもりもり食べてそのまま寝てたら、結局体重も体脂肪率も横ばいに。
ということで夕飯は、奥さんに頼んで白米をやめて雑穀(こっちの方がいいらしいby会社のYさん(通称ヤティ))にし、ランチも、好きなカレーをやめてBAGLE&BAGLEにしたりと(パンよりもベーグルの方がいいらしいby会社のYさん(通称ヤティ))、炭水化物を微妙に控える微妙に細かい努力も絡めてまいりました。
もちろん、ビリーをやりつつも、週末のジムでの筋トレも継続。
そして本日・・・。
(現在に戻る)
人間ドックの検査結果を見た先生曰く、
「ほとんどパーフェクトな結果ですね」
ですって!!! やったねー!
体重は絞れ、肝臓の数字は全て問題なく、もちろん尿酸値も正常値。
オールA判定でしたよ。
残念なのは、今年から検診会場が変わったため、体脂肪率の計測が無かったこと。まあそんなことはどうでもいいです。ちなみにうちの体脂肪計で見ると、ここ一ヶ月で2〜3%くらい減ってました。逆に筋肉率はアップ。体重は2kgくらいのダウンですかね。うーん、数字で見るとあんまり大したこと無いな。でも結果、内臓脂肪等も考慮した体年齢は26歳になっています。
ということで、今日からカレーも解禁しようかなぁ。
あ、でも休肝日やジムやビリーは継続します。免疫力に影響しない程度に。
それにしても、さっき先生から結果を受け取ったときは、高校時代に模試の結果を受け取るときみたいなドキドキ感でした。自分の努力がごまかせない数字で出てくる、みたいな。
でも良い結果が出て、とにもかくにも一安心、でした。ちゃんちゃん。
・・・しかし長いな、このエントリ。長文にお付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました。。。
「実はビリーズブートキャンプやってました→回想→人間ドックの結果。」への2件のフィードバック
コメントは受け付けていません。
今年人間ドックに行った結果は、見事メタボリック確定。
おなか周りをはかったら、90センチになっていました。
今までウエスト85センチで、ぎりぎりだと思っていたら、2月から4月まで、八王子に出張で、ホテル住まい、
近くにある中華料理屋で、規則正しく、外食あんど生ビールの夕食を続けていたら、5キロ太ってしまいました。
今までの、肝機能γーGTPに加えてメタボまで、
高山さんより9才年上の、同じ出身高校の私は、子供にまで、デブとかメタボリックおやじとかの、「ヘルス・ハラスメント」を受け、チョイ悪オヤジどころじゃ有りません。
深夜テレビでビリー隊長の勇姿をを見て、入隊を画策するも、巷のオヤジ達の除隊率の高さを見ると、どう見ても負け組確定なので、今は、大好きなお昼休みのアイスクリーム断ちと、午前午後の休憩は野菜ジュース生活です。
でも、健康に良いことってなんかつまらん。
車も、ついにワンボックスに替えてしまって、つまらないオヤジまっしぐらです。
ピロティーのドライビングシューズが泣いている。
ヒールあんトーで華麗なシフトダウンがしたい。
不満ばかりたまる、生活です。
このままじゃ終わらんぞと叫ぶのが精一杯です。
jageさん、コメントありがとうございます!
そうですか、伊那北の大先輩なんですね。
> このままじゃ終わらんぞと叫ぶのが精一杯です。
ううう・・・(涙)。
お互いがんばりましょう・・・。