先日、弊社パートナーのジャストシステムさんから、鳥居薬品様における、ドキュメント活用ポータル「ConceptBase Net-It」の導入事例が発表されました。
●導入事例ページ
鳥居薬品株式会社:ばらばらな情報活用環境を統一して、情報の入力から公開、検索に至る一貫したしくみを構築。
(上記ページからPDFもダウンロードできます)
●プレスリリース
鳥居薬品株式会社が社内の情報活用と共有のため企業内検索エンジン「ConceptBase」と日本語入力システム「ATOK」を活用した情報の入力から公開、検索に至る一貫した仕組みを構築
●掲載記事(WebBCN)
ジャストシステム、鳥居薬品に情報活用を高めるソリューション導入
ドキュメント活用ポータル「ConceptBase Net-It」というのは、ジャストシステムさんの検索エンジン「ConceptBase」と、オーシャンブリッジの文書共有システム「Net-It Central」を組み合わせたソリューションです。現在160社以上で導入されており、鳥居薬品様以外にも、大林組様や、パルコ様、豊田自動織機様、住友生命様、そしてジャストシステムさん自身における導入事例を公開しています。
今回の鳥居薬品様の事例では、営業支援分野における事例です。MR(Medical Representatives)、つまり営業担当のみなさんの、病院のお医者さんたちに対する営業活動を支えるシステムとして、導入いただいています。
事例記事から興味深い箇所をピックアップしますね。
社内コンテンツやシステムでばらばらだった検索方法を統一し、情報の活用性を向上したい。そのために、鳥居薬品では情報活用性向上のしくみを新たに構築した。ATOK Business Solutionによる情報入力統制を行い、ConceptBase Net-Itを活用したWebベースでの情報公開、RDBと検索システムを活用した営業テキスト日報システム、そしてそれらをConceptBaseによりさまざまなシステムを横断する、日本語検索に最適なシステムを提供。入力、公開、検索という一貫したしくみの循環で、営業現場のユーザー作業効率向上を実現した。
こうしたニーズは、ここ最近、弊社のお客様からも非常に多く聞かれます。社内で乱立する情報システム、爆発的に増えるコンテンツ。システムの使い勝手は悪くなり、情報が存在するはずなのに見付けられない状況に、ユーザのストレスも増大。
そうした情報共有の見直しに関するプロジェクトで、弊社がお手伝いさせていただくケースが非常に増えています。やはり成功事例を公開している三井造船様も、そうしたお客様でした。
ConceptBase Net-Itの利用で、既存の文書をWeb化しポータルサイトに公開することも容易となった。通常、ワープロ文書などのファイルは、仮に検索対象にできたとしても内容を確認するには該当ソフトウェアでファイルを開いてみないと中身を確認できない。ConceptBase Net-Itを利用することで、さまざまなタイプのファイルをポータルサイトで公開し、ブラウザ上で中身まで表示できるようになった。これにより、情報参照の際にソフトウェアを起動する手間はなくなったのだ。
この部分は、ここ最近で、特にお客様が重視されるようになってきたと感じるポイントです。
企業内において、情報やナレッジの多くは、ドキュメントファイルとして存在しています。エンタープライズサーチやECM(エンタープライズコンテンツマネジメント)を導入して、Webブラウザ上で情報を検索してアクセスできるようにしても、結局、ドキュメントファイル自体はWeb化されていないため、最も重要な情報の「中身」を見るためには、結局、Webブラウザではなく、対応するアプリケーション(OfficeやAdobe Reader等)を起動して閲覧する必要があります。
この部分のユーザのストレスを軽減することが、本当に使われるシステムの要件として、多くのお客様からより一層重視されるようになってきています。
その他にも、情報共有改革や営業改革に関して、参考になるポイントが満載の事例です。
ぜひご覧下さいね。
鳥居薬品株式会社:ばらばらな情報活用環境を統一して、情報の入力から公開、検索に至る一貫したしくみを構築。
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