本日、日帰りで大阪に出張して、先日提携を発表したエムオーテックスさんを訪問し、高木社長にお会いしてきました。
一時間ほどお時間をいただき、いろいろとお話をしてきたんですが、高木社長のお話をお聞きして、改めて、エムオーテックスさんは僕が理想とする会社のイメージに非常に近いと感じました。
エムオーテックスさんは1990年創業で、現在、売上高34億円、従業員数112名。そしてなんと、資本金は2000万円。つまり、外部からの出資を受けずに、自分たちの資本金と自分たちが生み出した利益で、ここまで成長してこられたのです。しかも、自社開発のネットワークセキュリティツール「LanScope」は市場でトップシェアを誇ります。資金面でも、知名度の面でも、株式公開の必要がないのです。
外部の意見に左右されずに、自分たちのやっていること、目指すところを信じ、自分たちの資金と利益だけで会社を成長させ、そして市場から、つまりお客様やパートナー様から信頼されて喜ばれる。そして社員も、そこで働き、自分を成長させることに喜びを感じている。
まさに、僕が理想とする会社のイメージそのものです。
オーシャンブリッジも、株式公開は考えていません(あまりおおっぴらには言ってきませんでしたが)。
自分たちが価値があると信じ、自分たちがおもしろいと思うビジネスを、自分たちの資本と自分たちが生み出す利益で推進し、会社を成長させ、製品を成長させ、より多くのお客様やパートナー様に信頼していただくことで、世の中に貢献していきたい、そしてその過程で、働く自分たち自身も成長していきたい、と考えています。
これまでお会いしたエムオーテックスさんの社員のみなさんは、若く、活気があり、そして何よりもビジネスに対する熱意、一所懸命さが強く伝わってきます。また会議室に掲示されていたハワイへの社員旅行や社内イベントなどの写真からも、社員のみなさんの仲の良さ、元気の良さが伝わってきます。
今回の面談後、高木社長自身に案内していただいた、本社ビルもすばらしい。200人を収容できるホール(つまり全社員が一同に集まれる)や、最上階にある社員食堂(というよりカフェ。ベランダではバーベキューもできるとのこと)、卓球台完備のジム、コミュニケーションを促進するさまざまなスタイルのミーティングルーム、そして地下にはなんとジャズバー・・・。こんなにすばらしい自社ビルで働けるとは、社員のみなさんも幸せですね。ちなみに東京オフィスもすばらしい。赤坂のアーク森ビルですよ。
でも、最も印象に残ったのは、本社ビルの受付に置いてあったポルシェのシートと、そこに書いてあった高木社長のメッセージ。
「創業2年目に、社員からポルシェのトミカ(ミニカー)をもらった。社員には、『本物のポルシェが買えるような会社にして下さい』と言われた。設立から12年が経ち、夢が叶って、本物のポルシェが買えた。これはそのポルシェのシートです。」
というようなことが書いてありました(正確ではありませんが)。まさにDreams come trueです。
創業当初の思いと、夢が実現した達成感を、ポルシェのシートという形で、みんなが通る受付に留めておくなんて、すばらしいです。
オーシャンブリッジも、「つかえるITを、世界から。」のミッションのもと、一歩でもエムオーテックスさんに近付けるよう、一層がんばっていかねば、と思いました。
高木社長、ありがとうございました。次回はぜひ、地下のWAZZでジャズを聴きながら、お話を聞かせてください!
「エムオーテックス高木社長と面談して、会社の理想型を見た。」への1件のフィードバック
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