虎の門13会で福岡から上京した谷口修一先生と再会

久しぶりの投稿となってしまいました。

ここのところ、2冊目の著書の原稿執筆、チェックなどで忙しくしておりまして、どうしても「ものを書くエネルギー」がそちらに取られてしまい、ブログの更新が滞っておりました。。。スミマセン。

ということで、久しぶりの近況報告です。

 

■肺がん手術後の体調

お陰さまで体のほうは元気にしています。4月に受けた肺がんの手術の影響は一切感じることなく生活しています。

「あれ?そういえば前に肺がんの手術受けたよね?いつだっけ?去年?いや、今年の4月か!」

というレベルです。虎の門病院の胸腔鏡下手術はすごいなと改めて感じずにはいられません。患者の体への負担が限りなく少ないです。つまり低侵襲で術後の回復が早い。僕は術後5日で退院してその日から元の生活に戻りました。呼吸器外科部長の藤森賢先生、すごいです。

やはり手術の場合、病院により術式や熟練度に違いがあるので、よく調べてよく医師に話を聞いて決めることが大切ですね。

「初期の肺がんの標準治療は手術」というところまではガイドラインにありますが、その手術のやり方が病院によって結構違うわけです。しかも同じ胸腔鏡下手術といっても入院期間や傷の数(開ける穴の数)が違います。

僕はこれまで、悪性リンパ腫に始まり急性骨髄性白血病大腸がんと虎の門病院で治療を受けてきたという治療歴から、肺がんについても虎の門病院を選ぶことになったわけですが、それは結果としてはラッキーだったということになります。藤森先生が胸腔鏡下手術のエキスパートだったからですね。ありがたいことです。

■虎の門13会に参加

さて、続いての近況報告です。6月15日に開催された、虎の門病院で血液がんの治療を受けた患者と医療スタッフの集い、「虎の門13会」に参加してきました。

もともとは、患者、医師、看護師、移植コーディネーターといった医療スタッフが半年に一回集まって、わいわいと近況報告をする飲み会として開催されていました。

それがコロナ禍でしばらく中止が続き、少し前から、飲み会ではなく病院の講堂での飲み食いなしの集まりとして再開されています。

でも先生たち含め前の飲み会形式を知っている参加者からは、今回も口々に、「アルコール入りでやりたい」「飲み会が恋しい」というような声が挙がっていました。僕も同意見です。

僕は病気の影響(肝臓のGVHD)でお酒はやめたので、今後はノンアルでの参戦になりますが、それでもあの飲み会のわいわいした空間で患者も医師もごちゃまぜになって近況報告で盛り上がるあの雰囲気は何者にも替え難いものがあります。きっと飲み会再開ももう近いのではと勝手に期待しています。


(谷口先生の後任の部長の内田直之先生)

さて今回の13会は、前回はトリプルブッキングでビデオメッセージでの参加となった、元血液内科部長の谷口修一先生も福岡から上京されて参加されていました。今は福岡の浜の町病院で院長をされています。虎の門病院と同じ国家公務員共済組合連合会の病院ですね。鹿児島出身の谷口先生が若い頃に働いていた病院です。院長として凱旋ですね。

谷口先生には肺がんのことをお伝えしていて、心配してくださっていたので、今回、手術が終わって元気な姿をお見せできてよかったです。

ということで例によって谷口先生とツーショットを撮ってきました。

先生たちだけでなく、入院中に同じ病室だったKさん(今回結婚して苗字が変わっていましたがそれでも同じKさん!)や、これまでの13会でお会いした患者さんたちとの再会、また僕の本を読んで虎の門病院を選んだという初対面の患者さんなどとの出会いなどもあり、今回も楽しい13会でした。

また半年後(というか4ヶ月後?)にお会いしましょう!

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