新潟県中越地震では、改めて自然の怖さを感じました。
昨日も、社内でのミーティング中に地震を感じましたが、東京でこれだけ感じるということは、新潟ではかなりの揺れだったのではないかと思います。
被災地の皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
地震に関し、このような記事を読みました。
車ごと土砂崩れに巻き込まれた現場で、2歳の男の子が4日振りに奇跡的に助かったのですが、同じ車に乗っていたお母さんと3歳の女の子は絶望、とのこと・・・。
亡くなられたお母さん、女の子は元より、奇跡的に生存した男の子の4日間の経験、それも、身近でお母さんとお姉ちゃんをなくしたという経験を考えると、本当に胸が痛みます。
救出された際、看護師の方を「ママ」と呼んだとのこと・・・。
この記事の中で、少しだけ救われたことがあります。
救助隊員の皆さんが、土砂の下から男の子のうめき声を聞いたとき、「絶対、出すぞ」と声を掛け合ったと言うことです。
人の命に直接的に関わる、本当に大切な仕事だと思います。
それにしても、2歳の男の子が経験したものすごく辛い体験。
救助後、「車の中でミルクを飲んだ」と話しているようですが、土砂に埋まった車の中で本当に飲んだかどうかは分からないようです。
また、この男の子の表情は「普通の2歳児には見られない、引きつった笑顔」とのこと。
強いショックを受けているようです。
不幸中の幸いと言うべきか、単身赴任中のお父さんは無事でした。
2歳の男の子がこうした経験をしたときに、その後の人生や人格形成にどのように影響するのかは、僕には分からないのですが、とにかく、この男の子には、この経験を乗り越えて、本当にがんばって生きていって欲しいと思います。