がんをはじめとする病気や、認知症、平穏死などに関する多数の著作で有名な医師の長尾和宏先生が、自身のブログで、僕の新著「5度のがんを生き延びる技術 がん闘病はメンタルが9割」を取り上げてくださっています。以下のリンクから読んでみてください。
▼「5度のがんを生き延びる技術」|Dr.和のフーテン医者日記
がんに関する著作も多い医師の目に、僕の本はどう映ったのか?
その長尾先生のブログ記事から、みなさんの参考になりそうな箇所を以下に引用します。(フォント色の赤色は僕がつけました)
▼長尾先生のブログからの抜粋
「5度のがんを生き延びる技術」を読んだ。
高山知朗さんという患者さんが書かれた本。
いやー、壮絶な内容で現在闘病中の人向け。
奇跡だ。
生き延びるためにはなにが重要だったのか。
それは、不安や苦痛に負けない「折れないメンタル」なんだそう。壮絶な内容ではあるが、患者さん自身の視点から
同じがん患者さんに向けて大切なアドバイスが満載だ。
今、がん治療中の人はとても元気が出る本だと思う。
癌治療を受けたくないと思っている若年のがん患者にもお勧めの本だ。
長尾先生のブログからの引用箇所は以上です。
さらに長尾先生は、Twitter(X)のスペースでのライブ配信でも、この本についてたくさん語ってくださいました。
ライブ配信の録音は下記のポストから聞くことができます。
(Twitterのポストがきれいに埋め込まれていませんが、以下のhttps://で始まるリンクをクリックすると録音音声が聞けます)
— 長尾和宏 (@dr_nagao) November 5, 2024
この約50分ほどのライブ配信の内容が、常に忖度なく医療界に物申してきたの長尾先生ならではの歯に衣着せぬトークで、非常におもしろいです。
ぜひ冒頭の15分だけでも聞いてみることをお勧めしますが、特にみなさんの参考になりそうなポイントを、
一部補足しつつ以下に抜粋してみました。(こちらもフォント色の赤色は僕がつけました)
▼長尾先生のライブ配信からの抜粋
昨今は、抗がん剤やがん治療それ自体を否定する医師の声が多い。
例えば近藤誠先生のがん放置療法や、がん共存療法などのように、緩和ケアを主流にし、
がん治療はしない、という声が多い。だけど、若い患者で、治癒を目指せる治療法があるなら、この本のように、
がんと戦うという方法もある。この本、読んでみましたけどすごいなぁ、と思いました。正直僕にはできない。無理。
だって年齢が違う。高山さんのように40歳のときなら自分も治療を考えたかもしれない。
でも66歳の現在、たとえば脳腫瘍になったとしたら、もう僕は治療を受けずにギブアップする。自分は若いころ大阪大学で、白血病や消化器がんの患者さんに
抗がん剤を使いまくっていた。でも今考えると、患者さんに悪いことをしたなぁと思う。
抗がん剤治療は、もう壮絶な現場。
それを知っているだけに、自分ががんになったときに、
抗がん剤をやりたいとは思わない。僕はメンタルが弱いので、とても無理。
でも高山さんは、そのメンタルを強くする方法も具体的に書いている。マインドフルネス瞑想など。
何よりも医者が書いた本じゃなくて患者本人が書いた本だから、嘘がなく、そのまま事実。
「がんと闘うな」というような医者が書いた本が主流の中で、
がんと徹底的に戦って5つのがんを乗り越えたという珍しい本。しかもまだ53歳。医者なんか嘘ばっかり言ってるから、医者の書いた本は話半分に聞いて、
こういった患者自身が書いた本の方がずっと参考になると思います。患者さん自身の成功体験を書いた、非常に勇気づけられる本です。
特に若い人向け。
引用は以上です。
医師の観点からこのようにズバっとお勧めしていただけると、非常にありがたく、そして自信になります。
自分が書いたことは間違っていなかったんだと勇気づけられます。
僕が前著「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」に書いたように、
一患者の立場で「近藤誠理論は間違っている」と言っても説得力に限界がありますが、
長尾先生のように大学病院でも、そして自分の開院したクリニックでも長く臨床経験を持っている医師が言うと、
説得力が違います。
その長尾先生から、僕の「5度のがんを生き延びる技術 がん闘病はメンタルが9割」に
お墨付きを与えていただいたようで、非常にうれしいブログの記事とライブ配信でした。
ご参考までに、長尾先生のがんに関する本をいくつかご紹介しておきます。
長尾先生は、「嘘ばっかり」ではありません。自ら「町医者」を名乗る臨床医の立場で、常に嘘も忖度もない、
率直な意見を述べられていて、がん患者やその家族には非常に参考になると思います。
最後に、長尾先生の感想を見て、ご興味を持った方は、ぜひ
「5度のがんを生き延びる技術 がん闘病はメンタルが9割」
を読んでみてくださいね。
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