数ヶ月前に会社でGoogle Appsを(一部)導入して以来、本格的にiPhoneで仕事のメールの処理をするようになったのですが、ここ数週間、ちょいと問題が。
で、それがTwitterのお陰で解決したというお話。
iPhoneでは、メールアプリではなく、Safari(標準のWebブラウザ)でGmailを利用していたのですが、それがここ数週間、非常に重くなっていました。駅で電車を待っている間にちょっとメールをチェックしようと思っても、メール一覧画面が表示されず、数十秒から数分も待たされている内に、電車が来てしまう、というような状況。
解決策を探そうとGoogleで検索しても、関連しそうな情報は出てこない。
で、もしやと思って検索してみたのが、Twitter。
まさに電車での移動中に、TwitterFon(iPhone用のTwitterクライアント)で、「iPhone Safari Gmail」で検索したらこちらの「…Clear local Safari storage to resolve Gmail issues…」というつぶやきがヒットした。「おおすばらしい!これぞまさに解決策!」と思って、早速、設定画面からSafariのデータベースを削除してみた。
で、しばらく使ってみたものの・・・やはり症状は解決しない。「うーん、でもこれで困っているのは僕だけではないはず・・・」と思いつつ、再度Twitterで検索。
そしたら今度はこちらのつぶやき「Google Mail on #iPhone still keeps crashing Safari on a regular basis. What gives? New update in the last weeks? #gmail」がヒット。
「そうそう、僕もそうなんだよ」ということで、冒頭に「Me Too」と追記してRetweet(誰かのつぶやきを自分のアカウントで再配信すること)した。
するとしばらくして、このRetweetを見た元の発言者のblacktar氏から返信が。いわく、「After deleting all Safari cookies & cache + rebooting iPhone, #gmail seems much more stable again.」。
「おおおお、今度こそ解決策では!?」と思って、早速、設定画面からSafariのCookieとキャッシュを消去してみたら、ビンゴでした!見事解決!SafariでのGmailがサクサク快適に!
Twitterのリアルタイム検索、すばらしいです!
自分でブログを書いていて思いますが、ブログに書くのはある程度、選別され、整形され、形式知化された情報です。書くのには労力が要りますし、その分、情報が選別されます。個人のブログではなくニュースサイト等ではなおさら、です。そしてそれの情報がGoogleで検索可能になるまでには、タイムラグ(サイトによりますが数分から数日でしょうか)が発生します。
Twitterはもっともっとカジュアルで、リアルタイムです。ブログと異なり、ちょっとした気付きや困りごと、役に立つ情報を気軽に発信できます。「Gmail遅いんだけどどうにかならない?」「キャッシュとクッキーをクリアすればいけるみたいだよ」とかいう140文字以内の短いコメントがつぶやかれ、やり取りされ、それがリアルタイムに検索できます。それが今回の問題解決のポイントとなりました。
改めてTwitterの可能性を感じたできごとでした。
ちなみに、解決策を教えてくれたblacktar氏とは、その後、Twitterでお礼のメッセージ等をやり取りし、Twitter(& Flickr)でフォローし合うバーチャルな友人となりました。ブログによると、彼はノルウェー出身ドイツ在住のIT起業家。Twitterでまた海を越えて友だちの輪が広がりました。感謝です。
P.S. このエントリを書くのに、一時間以上かかっています・・・。やはりTwitterの方が気軽です・・・。