先日、「ビジネスコミュニケーションも、メールからTwitterに置き換わっていく(一部は)。」というエントリを書きました。
メールと比較したTwitterの視認性の高さ、リアルタイム性(即時性)の高さ、敷居の低さから、ビジネスコミュニケーションの一部がTwitterで置き換わっていく、ということを書いたのですが、重要な点に触れるのを忘れていました。
それは、TwitterとiPhoneとの親和性です。
このような記事があります。
●Twitterユーザーの3人に2人はiPhoneからつぶやいている?【アンケート結果】 | ついーたーTweeter.jp
このアンケート自体が、このサイトの利用者を対象として行われたものであり(つまりTwitterのヘビーユーザが多いのでは)、広くTwitterユーザ全般を対象としたものではないため、「3人に2人はiPhoneから」と言われると「ちょっと多すぎるのでは?」と正直感じます。でも、この記事中でも言及されている世界的な統計データから見ても、iPhoneでつぶやいているTwitterユーザは相当数いるはずです。
そして、iPhoneによりいつでもどこからでもTwitterでつぶやけるということが、Twitterがビジネスコミュニケーションで重要性を増す要因になってくると思います。
その理由の一つは、先日のエントリでも書いたリアルタイム性(即時性)の側面。iPhoneユーザでかつTwitterユーザの方は恐らく、外出先等でのちょっとした空き時間には、Twitterをチェックすることが多いと思います。人によってはメール以上に頻繁に(僕自身がそうです)。そのため、メールに比べてTwitterの方が、よりリアルタイムに相手に読まれる可能性があります。
もう一つは、返信時の心理的な敷居の低さの側面。iPhoneであれば、Twitterで届いたメッセージに対し、リアルタイムに返信ができます。その際、メールと異なり、Twitterの140文字以内という制限のために、要件のみで簡潔に返信することが許されます。
iPhoneのソフトウェアキーボードでは、長文のメールを書くのは大変・・・という方でも、要件だけでの返信が許されるTwitter上であれば、入力はそれほど負担にはなりません。だから従来のメールのように、外出先では携帯端末で受信メールを読むが、返信を書くのはオフィスに戻ってから、あるいはカフェに落ち着いてからPCで・・・ではなく、その場で手早く返信、ということになりやすいと思います。
一つ付け加えると、実はiPhoneは、思った以上にテキスト入力がしやすいです。僕自身は、両手フリック入力に慣れた今、長文の入力もあまり苦になりません。
iPhoneを使ったことがない方から見ると、ハードウェアキーボードがないiPhoneは、テキスト入力がしにくいという印象を持たれるかも知れません。でもテンキーでのフリック入力、特に両手打ちに慣れると、想像以上に快適かつ高速に入力できます。
この高速両手フリックについてはこちらのエントリ「武蔵野カメラ粋人会議に参加。宇宙ステーション、点を撮る、驚愕フリックなど。」にあるネタフルのコグレさんの動画をご覧下さい。僕自身もコグレさんにコツをお聞きしてから練習し、今では大分速く打てるようになりました。iPhoneアプリのタイピング練習ゲームなんかもやりました(「タイピングHi」など。レビューはまた改めて・・・)。
以上のような観点で、Twitter+iPhoneは、カジュアルなコミュニケーションだけではなく、ビジネス上のコミュニケーションにもどんどん浸透していくと思います。
ビジネスで「つかえる」テクノロジーを提供するオーシャンブリッジとしては、メールに依存したビジネスコミュニケーションのあり方に一石を投じる可能性があるという観点からも、Twitterを捉えていきたいと考えています。
高山のTwitterはこちら→ ●Noriaki Takayama (nori_taka) on Twitter
<関連エントリ>
●ビジネスコミュニケーションも、メールからTwitterに置き換わっていく(一部は)。
●武蔵野カメラ粋人会議に参加。宇宙ステーション、点を撮る、驚愕フリックなど。
iPhoneがビジネスにおいて重要であるということ
Twitterをビジネス活用していくうえでのiPhoneの重要性について、オー