コンサルタントも、こういうトーンの本を書くようになったんですねー。
ということで、昨日読んだ本。
著者はアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)、マッキンゼー出身。
その割には、非常に読みやすい物語風のリーダーシップ論でした。
著者は、リーダーシップで必要と思われがちな「カリスマ性」について、こう言って否定します・・・
「リーダーに必要なのはカリスマ性じゃない。個性やカリスマ性なんて、頑張っても身につくものでもない。しかし、テクニックは学べる、身につけられる」
まさにそのリーダーシップのテクニックを、読みやすい物語で記しつつ、セクション毎に要点をまとめています。
ということで、表紙の印象の割には、きちんとした本でした。
ただ、非常に読みやすく、コンパクトにまとめてあるだけあって、人によっては物足りないかも。
コンサルタント出身らしい、各セクションの要点にあるチャートや、末尾の付録(ビジョンを練り上げるためのヒント集、メッセージを印象づけるためのヒント集、等)は、たまに自分の行動を見直すチェックリストとして使えそう。
それにしても、最後の「コラボレーション」の落ちが・・・ハリウッド映画っぽく、ありがちですね。
(だけど著者はイギリス出身)
この連休は、本を読むぞー。