週末に飛び込んできた驚くべきニュース。
ついに・・・という感じでした。
もうご存じの方も多いかと思います。
僕も小さい頃から大変お世話になりました。
本当にお疲れ様、と言いたいと思います。
そう、
テレビ朝日系の人気アニメ「ドラえもん」(金曜後7・0)で四半世紀にわたり、“ドラえもん”の声をつとめてきた女優の大山のぶ代(68)ら主な声の出演者5人が来春降板し、若手と交代することが21日、分かった。“分身”と別れを告げる大山は「ちょうどよい交代の時期。遠い未来までずっとみんなに愛される『ドラえもん』であって欲しい」と願いを込めた。後任は人選中という。
このニュースです。
実は、ここで告白しますが、僕が小さい頃になりたかった職業は、「マンガ家」なのです。
しかも、そのきっかけは、「ドラえもん」。
愛読誌は「コロコロコミック」。
毎月15日の発売日を楽しみにしているのはもちろん、1日発売の別冊も、いつも買ってもらっていました。
幼稚園の頃から、ドラえもんをまねて漫画を書いて、親兄弟や友達に見せていました。
今でも、行きつけの割烹で芋焼酎のボトルを入れると、必ず、ドラえもんの絵をボトルに描いています。(なんだそれ)
しかも、小さい頃は毎年、藤子不二夫先生に年賀状を出していました。
皆さんご存知でしょうか?
藤子不二夫先生に年賀状を出すと、藤子キャラ満載の年賀状が、必ず先生から届くんですよ。
幼心に、「藤子不二夫先生から年賀状が来た!」と、すごくうれしかったのを今でも覚えています。
もちろん、アニメも毎週楽しみにして見ていました。
当時、長野の田舎に住んでいた僕。
あの小さくて分厚い本、「ドラえもん大百科」を見て知った、のび太の家が東京の練馬区というところにあるという事実。
その事実から、アニメを見ながら「練馬区とはこういうところか。伊那(僕の出身地)には空き地はあっても土管はないな」などと、いろいろと想像をふくらませていました。
あれから25年ですか・・・。
自分も年を取るわけです。
それよりも、今回引退される5人の声優のみなさん、60代〜70代ですよね。
そういった方々が、25年にもの長い期間にわたって、小学生の声を演じ続けたわけですよね。
いろいろと我々には分からない苦労もあったことかと思います。
本当に、本当に、お疲れ様でした。
で、気になるのは、誰が後を引き継ぐのか? ということ。
「ルパン三世」の栗田貫一並みの二代目が、見付かるでしょうか?
初めて知りました!ドラえもんの声優さんが替わってしまうんですね…。実は、昔、声優の学校に通っていまして、大山のぶ代さんと、肝付兼太さんには生でお会いして、直接お声を聞かせていただく機会がありました。ほかには、キートン山田さんとか(ちびまるこちゃんのナレーション)野沢雅子さん(銀河鉄道999の鉄郎役)中田浩二さん(忍風カムイ外伝のカムイ役)なども生声を聞かせていただきました。特に大山さんの声は独特で、生で聞いて本当に感動して、興奮したことを未だに覚えています。やはり、どんな理由があっても、とても残念に思います。
げ、そうだったんだ!
生のぶ代さんとは、すばらしい!うらやましい!
ほんと、交代してしまうのは残念ですし、それより、後任の方たちに僕たちは慣れることができるのか、それが心配です・・・。