久し振りに、シリコンバレーの友人、Larryからのメールが届く。
Larryに最後に会ったのは、もう数年前。最後にメールをやり取りしたのも、確か1年近く前。
Larryとは、もうかれこれ7年の付き合い。自宅に招待してもらって奥様、子供たちと一緒にご飯を食べたことも。
知り合ったのは、僕がオーシャンブリッジを設立する前にいたベンチャーで、Net-It Centralのビジネスに関わるようになった時。
Larryは、当時、
Net-It Centralの元々の開発元であるサンフランシスコのNet-It Softwareという会社(後のAllegis Corporation)のVP of Sales。日本でNet-It Centralのビジネスを立ち上げようとしていた僕は、毎日のように、彼とメールをやり取りすることに。
その後、同社を離れ、コンサルタントとして活動を始めたLarryは、Net-It Software社のNet-It Central事業の売却交渉を仲介することに。そこでまた僕は、売却交渉を促進させるために、彼と、そして複数の売却先候補とやり取りすることに。そう、最終的に、現在のInformative Graphics社と弊社の関係も、Larryがいなければ実現しなかったということ。
そして現在Larryは、Stratagemという、ソフトウェア・ネットベンチャー専門のM&Aコンサルティング会社を経営している。
オーシャンブリッジは、今後、新しい海外のソフトウェアを次々と日本に持ち込みたいと考えている。そのため、Larryには以前から、日本市場に興味のあるソフトウェアベンチャーがあれば、ぜひ紹介して欲しいと伝えてある。仕事柄、Larryの周りには、そういう情報は豊富。
で、今日のメール。
オーストラリアのソフトウェアベンチャーを紹介するので、ぜひ日本で事業展開しないか、とのこと。
実際、この会社は、オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパではかなり成功しているらしい。
ちょうどオーシャンブリッジでは、来年度および今後五カ年の事業計画を詰めている最中。
来月から始まる来年度は、いよいよ、Informative Graphics社以外の海外提携先を発掘していくというタイミング。そう、来年度の成果により、オーシャンブリッジの中長期の成長が左右されることに。
そういうタイミングで、Larryからこういうメールが来るのは、まさにグッドタイミング。
また、つい先日来社された、元J社のMさん。
Mさんとも何年か振りでお会いしたんですが、現在はI社でベンチャー向け投資を担当しているとのこと。
彼のところにも、日本市場に参入したいという海外ベンチャーの話が集まってくる。で、どうせなら単に投資するだけでなく、海外のテクノロジーをビジネスとして立ち上げるノウハウをもった会社と組んで事業展開したい、とのこと。
そんなことを考えたら、僕の顔が頭に浮かんだ、とのことで、来社されたという次第。
これまた、グッドタイミング。
よく言われることですが、何かに本気で取り組むと、それを加速させるような情報が、自然と集まってくる、ということですね。先日書いた恩師の小野先生も、よくおっしゃっています。
あとは、いかにその機会をものにするか。
チャレンジです。
◆今日のBGM◆
Blue Train by John Coltrane
P.S. 人気blogランキング。今日はこんな感じです。