昨日、高校時代の友だちと飲みに行った。
彼の名は森岡。伊那北高校時代の同級生であり、同校物理部の同志。
一緒に飲んだのは十数年振り。
数年前、渋谷駅で偶然バッタリ会って(この時点で会ったのも数年振り)、お互いに渋谷で働いていると知り、名刺交換し、「近いうちに飲もう!」と言って別れた。
で、そのまま数年が経過したものの、この間メールをくれて「今度こそ飲もう!」ということになり、昨日、行ってきた。
連れて行ってもらったのは、彼が仲良くしている東麻布の魚料理の店、薮原十区。米国出張直後なので、和食、特に魚はうれしい。
おいしい魚を食べながら、あれからお互いどんな人生を歩んできたのかを語り合う。最後の方には、やはり長野県人のご主人も会話に加わり、板前としてのこだわり、魚料理に対する思いなどをお聞きする。
しかし、森岡は酒が弱く、最後の方は覚えていないらしい。最後まで饒舌だったのだが。
そして、僕は時差ボケのせいか、後半ひどく眠くなり、椅子にきちんと座ったまま、半分、いや4分の3くらい眠りながら、会話に参加していた。時に森岡の話にまるでとんちんかんな返答をし、急に意識が戻って「あーやばいやばい」と思いつつ会話を取り繕ったり。
酒酔いではなく、純粋な睡魔のために、飲みながら眠ったのは初めてだ。しかも眠りながら会話に参加したのも初めてだ。あぁ、椅子から転げ落ちなくてよかった。
ということで後半はグダグダになってしまったものの(すみません>ご主人)、魚料理が全ておいしかったことだけは、舌が覚えていた。
またお客さんやスタッフを連れて行かねば。そのときは飲みながら寝ないようにしよう。