シンディ・ローパーのライブに行ってきましたが、なぜか締めはサザン。

昨晩、武道館にて開催されたシンディ・ローパーのライブ、「CYNDI LAUPER JAPAN TOUR 2008」に行ってきました。

以前からチケットは確保していたんですが、ライブ当日（つまり昨日）になって、新しいアルバムがリリースされていたことに気付き、ランチタイムにCDを買ってきて、渋谷から武道館への移動中に聞いたんですが、当然、全ては聞き切れず・・・。
新しいアルバムからの曲が多いと困るなあ、と思いつつ臨んだんですが、案の定、結構やりました・・・（笑）。こちらのセットリストを見ると、16曲中6曲が新曲になってますね。あ、実際の演奏は、このセットリスト通りではなかったですが。
しかしこのライブ、ステージ上には装飾らしい装飾はなく、黒い台の上に楽器が置かれているだけ。装飾的な要素はライトだけ。ステージ脇によくある大画面モニターもなし。
ステージ周りは非常に質素だったわけですが、それでも、非常に楽しいライブでした。なんと言っても、歌が非常にうまい。あの年齢で、相変わらずのあの高音が、あの声量できれいに出るのは驚き。
もちろん曲もすばらしい。True ColorsとかTime After Timeとか、すばらしいです。
また彼女のステージパフォーマンスもステキです。ライブ序盤で、履いていた靴を脱ぎ捨てて裸足になって、ステージを駆けめぐり、そして階段を降りて、なんとアリーナ席の観客の中に入って行って歌ったり。
そして、演奏中に、自分のノリでバンドに指示をして演奏を変えさせて、観客を盛り上げたり、曲と曲の間に、観客に「ちょっと待ってね」と日本語で言いつつ、バンドメンバーと話をして曲目やアレンジを変えたり。
そういった点で、まさにライブ感あふれる、非常に楽しいライブでした。すばらしかったです。
さて、ライブ終了後。夕飯を食べて帰ろうと、地元の居酒屋に寄りました。
すると、店内のテレビで、先日のサザンのライブの録画映像を流していました。
食事をしている最中ずっと、その映像を見つつ、「あの曲は良かった」「このサブステージは感動した」「あの曲はやらなかったんだよね」とか話していました。
その結果、家に帰る頃にはすっかりシンディ・ローパーな気分はサザンで上書きされてしまいました・・・。
改めて、シンディ・ローパーの新作アルバムをちゃんと聞いて、シンディ・ローパーな気分を取り戻さねばもったいない、と思う今日この頃。