さて今日から9月です。
多くの会社では、上半期の決算を迎える月ですね。オーシャンブリッジも同様です。
ということで、僕も目の前のビジネスをフォローしつつ、10月以降の方針や計画を考えています。
現在、オーシャンブリッジでは大きく言うと以下の4つの製品ラインがあるのですが、
●ファイルビューワ搭載型文書共有システム 「Net-It Central」(サーバソフトウェア)
●クラウド型/シンクライアント型ファイルビューワ 「Brava!」(サーバ/デスクトップソフトウェア)
●Officeファイル&デジカメ写真最適化ソフト 「NXPowerLite」(サーバ/デスクトップソフトウェア)
●リモートコントロールツール「ISL Online」(ASP/サーバソフトウェア)
それぞれに事業の成長のスピードや対象市場、協業パートナーさんが異なっています。それぞれの事業にどれだけのリソースを配分するか、それぞれの事業において、どこの市場をどのパートナーさんと狙っていくか、どの分野で事業間のシナジーを出すのか、などについて、数字を分析したり、頭の中で考えたり、社内でディスカッションしたり、本にヒントを求めたりとぐるぐるやっています。
さらに考えなければならないのが、社内のチーム構成、役割分担。必ずしもメンバー全員にとって、今担当している役割がベストだとは限りません。本人のパフォーマンスはもちろん、チームとしてのパフォーマンスを最大限に発揮するためには、チーム編成や一人一人の役割分担もダイナミックに変えていく必要があります。適材適所、ですね。
経済環境はもちろん(政治もですが)、市場のトレンドも刻々と変わっていきます。それにより、事業戦略も当然変わっていきますし、それにより、チーム編成も変えていく必要があります。
現在急成長している事業にかけるリソースを増やすのは当たり前ですが、安定成長期の事業でも、市場のトレンドによってはまた爆発する可能性があり、それを読んだ上で、リソース配分やチーム編成を考える必要があります。
オーシャンブリッジの場合、例えば、ISL Onlineはまさに急成長している事業。コスト削減ニーズだけでなく、最近はパンデミック対策ニーズなども出てきて、成長に拍車がかかっています。そしてBrava!は、ここしばらく安定成長だったのですが、クラウドへの注目やシンクライアントの普及に後押しされ、新しい成長曲線が描けそうな期待の事業となっています(来月あたりに大きなアライアンスが発表できそうです)。
とはいえオーシャンブリッジもまだまだ小さい会社なので、そんなにリソースが潤沢なわけではなく、そこが頭の悩ませどころなんですが。
もう一つ考えているのが、もう一つ先の事業展開。「つかえるITを、世界から。」をミッションとするオーシャンブリッジですが、海外にはまだまだおもしろい、「つかえる」ビジネスソリューションがたくさんあります。
特に最近目をつけているのはスマートフォン周りのビジネスソリューション。将来の成長の種を、今から仕込んでおく必要もあり、そのための動きもいろいろとしています。リサーチ、提案書作り、海外とのやり取り、国内のネットワーキング、等々・・・。これは主に社長である僕の仕事ですね。
・・・と久し振りにマジメなネタをこのブログに書いた気がしますが、そんな9月1日です。